本日更新されたサウザーラジオ第406話
にてまたもや名言が炸裂した。また非常にタイムリーに、僕自身にもドンピシャな出来事がありシンクロ率が高まったので紹介したい。
第406話 チャプター4 1:35
この406話のチャプター4「あなたの最優先課題は何ですか?」の1:35〜を文字起こしする。
結局、自分の身の周りが貧乏人っていうか、そういう成功者と程遠い考え方を持っている人たちで囲まれちゃってると、どうしようもないですね。
そういう人たちはちょっと離さないと…
なんというか、常識に固まっているというか奴隷…奴隷道みたいなものを突き進んでいる人。
いるじゃないですか。
全然お金稼げないし、全然成功しなかった人が自分の人生哲学語っていて…(略)
名言、頂きました。
奴隷道
この奴隷道という単語、素晴らしい。
まず奴隷たちは自らを奴隷と思っていない…が、その奴隷の道をわざわざ究めようとしちゃってる感。これがすごくいい。皮肉が効いてる。
僕の勤務先もこういう奴隷道を究めんとしているオッサンたちでいっぱいだ。
いかに早く出社するか、頑張ってる風に報告書作成するか。
上司に気に入られるようなムーブをいかにするか。
そんなことに日々、汲々としているオッサンだらけである。
化学業界はガラパゴス
僕はゆるふわな職場として化学メーカーを推奨しているが、唯一、欠点があるとすればこの雰囲気だ。
化学業界は歴史が古いのだが、儲かっている。そのため、変革と無縁である。
ゆえに昭和の価値観が生ける化石の如く、残ってしまっている。世界から隔絶されたガラパゴス状態なのだ。外敵が少なく、独自の進化…というか昭和のまま平成の世を生き抜いて令和に至った業界。それが化学業界なのだ。
そんな業界だからこそ、この「早く出社する」とか「頑張ってる風アピール」がまだ有効なのである。
そんなくっだらないオッサンたちのアピールなぞ、他の業界だったら「で?成果は?」で一撃で押し流されるところを、「ま〜仕方ないか。頑張ってるもんね」とまるで学校みたいな甘さで許されて首を切られない。
それが化学業界である。
俺ルールおじさん
そんな風に、人口ピラミッドが壺型になっていると必然的に湧くのが「俺ルール」おじさんである。
何時までに出社しろだとか、メールはこういう風に書けとか、電話は2コールまでに出ろとか、そういう自分ルールつまり「俺ルール」を押し付けてくるオジサンがいる。
しかしながら、これらの俺ルールは大体おかしいことが多い。
まず出社時間なんて遅刻さえしなければ問題はない。というか僕は10分前に入っているのに30分前を要求してきたりする。
メールだって「ヤコバシ課長殿」とかいう宛先の書き方を要求してくるけどこれおかしいからね。
ちなみに僕は「聖帝株式会社 サウザー様」にするし、どうしても役職つけなくてはいけないなら「営業部長 サウザー様」にしている。とりあえず「役職+殿」はおかしすぎ。
そもそも「殿」って目上の人から目下の人に対する敬称だからね?分かって使ってんの?wと煽りたくなる。
電話のコール回数だって、百人一首の如き速さで1コールで取る奴がいるが、それもおかしい。3コール以内、というのが通例だし1コール以内も相手は驚くよ?
…はぁ〜〜〜〜…
そんな俺ルールおじさんがたくさんいて、僕はやっぱり、雇われ人ってくっだらねぇなぁと想いを新たにするのであった。
ちなみにこういうオッサンとがっぷり四つに組んでしまうと消耗するので、うまく操縦して飼い慣らすテクニックがあると良い。ストレスを溜めずに済む。そのテクニックについてもいずれ本を書く。
浮ついてたけど、目が醒めた
実は僕はここ半年くらいで、これまで撒いていた営業のタネが開花して、成果を上げることができた。それを役員や、デキる上司から褒められて、コッソリの席で必ず出世させると言われた。
というか前々から、若手が少なすぎていずれ僕がそういう立場になるんだろうなというのは分かっていたが、この一連の成果でそれが決定的になった感じだった。
成果を認められたというのもあって、ちょっと嬉しかった。
浮ついていた。昇進するなら、雇われ人も悪くないか?と、ちょっぴり思っていた。
そこにきてこれである。
この「奴隷道」だ。
目が覚めた。雇われている限り、こういう連中と一緒に仕事しなくてはいけない。
ちなみにこの奴隷道を説いてきたのは先述の役員やデキる上司ではない。
また別の上司で、もう昇進は頭打ちのおじさんだ。だから「ハァ?うっせえよどっか行け」くらいに思っていたのでダメージはないのだが、久しぶりに雇われ人的な「くだらなさ」を味わせていただいた。
(こういうのは定期的にあるイベントなので、定期的に目が醒める良いフィードバックとも言える)
見抜かれる奴隷道
僕が見てきた感じだと、役員とかそれに準ずるクラスになる人は、雇われ人であっても合理的というか、ちゃんとした「ビジネスマン」であることが多い。
サラリーマンではなくて、ビジネスマンなのだ。
だから奴隷道は信奉していないし、そういう奴隷的なムーブは、実はなんら評価していない。見抜いている。
デキる人ほど「で?成果は?いくら儲かるのか?」しか言わない。
何時に出社してるとか、報告書に「僕頑張ったんです」を書いてあっても加味しない。
「で?成果は?利益は?」これだけである。
そしてそういう人達は実は…奴隷道的な考え方を見抜いている。
「コイツはそういうサラリーマン的な、奴隷道的な生き方しかできねぇんだ」とわかっているから
「ハイハイがんばったね。じゃあこの簡単な仕事やって?」
と、うまく使うのである。
この「見破られてる」のが最高に哀れだが、そのことは役員とかと飲みにいくようになってからわかった。
あぁやっぱりああいう人達ってバレてるのね、と。
役員は
「アイツは力は無いけど、真面目ではあるから守りの仕事させる。攻めには使えん」
とか
「支店にいるあいつは新しいことやる気概 があるから、本社の主力の部署に異動させる」
とか話していた。
さてそんな背景があってからの、サウザー師匠の今回の名言をもう一度紹介する。
結局、自分の身の周りが貧乏人っていうか、そういう成功者と程遠い考え方を持っている人たちで囲まれちゃってると、どうしようもないですね。
そういう人たちはちょっと離さないと…
なんというか、常識に固まっているというか奴隷…奴隷道みたいなものを突き進んでいる人。
いるじゃないですか。
全然お金稼げないし、全然成功しなかった人が自分の人生哲学語っていて…(略)
こういう「俺ルール」おじさんや奴隷道を突き進んでいる人とは一緒にいては、良い人生は歩めない。
シンプルにウザいし。
そういう人で溢れている雇われ人の世界というのは、やはりどこまでいってもくだらない。いかに昇進しようとも、そういう奴隷道を突き進む系の人達とは絡みたくない。一緒にいたくない。不快だ。
そんなことを今一度胸に刻み込んで、歩みを止めない。
やっぱり遅かれ早かれいつかは、この勤め人という船を下船したいと。
そうあらためて強く思った。
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