社内コンペで勝ったら良いことだらけだった話

ゴルフ

先日、社内のゴルフコンペがありました。

わたくしは2017年6月から桑田泉先生のクォーター理論を学び始め、ちょうど14ヶ月目でした。そして先日のラウンドで91というスコアを出し、コンペでベスグロ優勝しました。

91でベスグロってどんだけレベル低いコンペなんだよ〜というツッコミが入るのはもちろんですが、現実を見れば100も切れない人が大多数のこの世の中をよく表しているとも思います。特に弊社は高齢化が激しく、みんな年々スコアは落ちてます。そういう環境下でありながらも、ベスグロ優勝というのは大きな意味がありました。

個人的に、感じた効果を列挙していきます。

コンペが楽しみになった

桑田泉先生のクォーター理論に触れるまでは、コンペがぶっちゃけ苦痛でした。当時は120とか130とか叩いていた時で、同組の人や後ろの人には申し訳ないし(スロープレーで)、ブービー(下から数えて2着)になると次回の幹事だし、単純にスコア恥ずかしいし、楽しむどころじゃないというのが本音でした。さらに安くないプレーフィと交通費、とにかく憂鬱でした。

でも今はコンペの日をとても楽しみにしている自分がいます。そのコンペの日を目標に、技を磨く自分がいます。コンペのコースを事前に調べて、攻め方を組み立てている自分がいます。

こんな風に、少年のように夢中になれる趣味にすることができた。これだけでも大きな意味がありました。

営業ツールになった

やはりお客さんもゴルフをやります。そしてエライ人、いわゆるエクゼクティブほど、やっています。そしてそういう人はほとんどが上手い人です。こんな人に対して120とかの腕前でご一緒などできません。

もしご一緒できても、先述のように迷惑をかけてしまい、自分が消耗すること確実です。ゴルフが上達したことにより、誘われても喜んで受けることができます。これは営業活動上、とても大きいです。次項でも取り上げますが、うまく回れるとお客様からの見る目も変わります。

ゴルフ上手いバフがかかる

これはゴルフに限りませんが、何かに秀でているというのは人の印象に残ります。ゴルフがうまいのももちろんですし、カラオケが上手い、ワインに詳しいなど、特に上達に時間がかかるものは効果が高いです。ピアノが弾けるとかも当てはまりそうなのですが、なかなかサラリーマンでは披露する場面がありません。皆が関心を持っていて、定期的にやるものが好ましいでしょう。

となると…ゴルフかカラオケですね。弊社に関してはカラオケがあまり盛んではなかったので、ゴルフを頑張りました。今回のように、社内のコンペで優勝したり、アプローチ技術などの「技」を実際に披露することができれば、人々の印象に強く残ります。

私が今回、特に感じたのは91というスコアが社内エクゼクティブ達の評価を急激に高めたというところです。エクゼクティブの方々は私よりもさらに上手です。上手であるがゆえに、91というスコアの重みを知っていらっしゃいます。

僕の腕前では、まだダブルボギーもトリプルボギーも出ます。その中でたまにパーが取れて、あとはボギーペースというゴルフが、最初のうちは難しい。球を打つ技術ももちろんですが、コースマネジメントや道具選びも勉強しなければ100切りというのは到達できないからです。

そんなエクゼクティブの方々から、「91出したんだって?練習したね!今度一緒に回りたいね」と声をかけてもらえるようになりました。もちろん社交辞令の可能性もあります。ですがゴルフ上級者のエクゼクティブの方々だって、120も打つ初心者と一緒に回りたいはずがありません。

100を切ったという実績が、彼らと絡むチケットだったのです。これはお金を積んでも、ゴマすっても得られないチケットです。これはゴルフの腕前だけで開かれる扉だと感じました。

おわりに

以上、100を切って一つステップアップできた感があるヤコバシです。エラソーに言ってますが、僕も昨年は120とか叩いてました。まず半年くらいでまぐれですが96を出し、そこから102とか105とか停滞期に入って、最近は93、91と徐々にレベルアップしています。努力って反映されるんだなと、30歳にして改めて気づくことができました。

ゴルフを始めようかな、とかゴルフ上達しないからやめようかな、と思っている人の励みになれば幸いです。

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