営業サボり ★5レベル

ライフハック

とうとう営業サボり★5レベルを紹介する。思えば、僕は新卒1年目に、初めてドトールに入ったあの日、とてもドキドキしていた。これってサボりなんじゃないか、休憩なんて必要ないのではないか、誰かに見られたら何て言い訳しよう…そんな初々しい気持ちで初めてのサボりをした。それが銭湯巡りをしたり、漫画喫茶、パチンコと進み、そしてゴルフ練習や帰宅というサボりっていうか働いてなくね?という次元まで及ぶようになったのは感慨深いものがある。

そして今回ご紹介する★5は、そのサボり行為の中でも最上級の猛者たちだ。さあ気合い入れて解説していこう!

飲む

危険度★★★★☆

コスト★★☆☆☆

楽しさ★★★★☆

文字通り、お酒を飲む。

手軽なのは公園で昼間からビールやチューハイを飲む。つまみはコンビニで調達だ。クラシックな柿ピーも良いし、最近のコンビニは優秀なツマミが多いから困ることはないだろう。15時ごろに下校途中の子供たちを眺めながら飲むビールはなんとも言えない味がする。緑が豊かだったり、綺麗な池がある風光明媚な場所を見つけたなら、ちょっとしたキャンプ気分になる。都会のオアシスである。

もしくは餃子の王将などで餃子をレモンサワーで流し込むという冒涜的な行為もまた良い。最近はアルコールを扱う飲食チェーン・ファミレスが増えているので利用しやすい。安いし。

あぁ〜もう仕事したくねえなぁという気持ちと、こんなことやってていいのかな、という背徳的な思いが混じり合った味…これは外回り営業マンにのみ許された特権だ。

ただしもちろんリスクはある。自分が、アルコールが顔に出やすいかどうかは事前に把握しておくこと。赤ら顔で帰社はもはやコントである。

ジム通い

危険度★★★☆☆

コスト★★★★★

楽しさ★★★★☆

昼間の空いている時間に、ジムでトレーニングをする。もしくはサウナに入りに行く。危険度は、トレーニング中は電話対応などができない時間がまとまってしまうところと、レベル2の銭湯と同じく異様に「さっぱり」して帰社してしまう点だ。体型の変化も急激だと、怪しまれる可能性が高まる。

コストについては、営業の合間に通うことになるので、都心部のジムになることと、タオルやウェア、靴などもオールレンタルになるので場所にもよるが15,000円/月程度になってしまう。これはサラリーマンにとっては大きな出費となるし、単月ではなく毎月である点も慎重にならざるを得ないポイントだ。

楽しさは、僕も経験があるのだが、自分の体が引き締まっていくのはとても楽しい。未体験の人にはなかなか伝わらないのだが…。また、マシンの負荷を増して、自分を高めている感覚もまた楽しい。

エア直行直帰

危険度★★★★★

コスト★☆☆☆☆

楽しさ★★★★★

大学生だった頃に経験はないだろうか?自主休講というものを。これはその社会人・営業マン版である。架空の遠方アポイントを複数仕込み、直行し、直帰するという予定表を組むのだ。無論、ただの無断欠勤でありバレたら厳重注意ってか懲戒も見えてくるラインだ。これは事前の仕込みにかなりのハイレベルを要求される難易度の高いサボりだ。僕も年に1回やるかどうかレベルだ。

先述の通り、懲戒解雇もあるレベルの行為なので、僕も滅多に使わない。リスクを大きく軽減できる、★4「帰宅」のように、朝だけ出社するとか、★3ゴルフ練習のように夕方は出社するなどのリスクヘッジができない。そういう意味でかなりの大技である。

まず、社内の他担当が事情を知らないような新規営業先や、自分が開拓した顧客を主軸に据え、事情をわかりにくくすること。また、そういう顧客の場合は上司が同行したいとか言い始めることもあるので、上司のスケジュールも把握し同行を防ぐ。さらに問い合わせ電話が会社に来てしまわぬように自分の携帯直通の体制を顧客をコントロールして整える。そして、日々成果を出して、素行を疑われないような人間関係を構築しておくこと。

これだけの事前準備があって、年に1回出せるかどうかがこの★5エア直行直帰である。最高難易度と言えるだろう。もはや有給休暇を使えばええやんというレベルではあるが、営業マンというものは有給休暇がとりにくいものである。ゆえに、自主的に有給休暇を取得する(減らないけど)のだ。

旅行機に前乗り

危険度★★★★★

コスト★★★☆☆

楽しさ★★★★★

金曜日の夕方の飛行機に乗る。旅行先に金曜日に入り土曜日の朝から旅行を思いっきり楽しむ。これは★4帰宅と基本骨格が似ているが、何かあった時に緊急で帰社することが事実上不可能であるところがリスキーである。

もちろん、事前準備としてそのような帰社が必要でない状況を作り上げることも必要だ。しかし、急なクレームはいつ起きるかわからない。★4帰宅であれば、多少時間はかかっても、帰社することはできる。だが飛行機はさすがに無理だ。そのため、結構なバクチとなるのでリスクは最高峰だ。もちろん全力で職務放棄でもあるので懲戒の対象だ。

だが、そういったリスクは起きる方が少ないので、金曜日の夕方からの前乗りは旅行をする上で大きなアドバンテージだ。夜の便は仕事終わりに予約する人も多いので金額も高くなりがちだが、3時や4時であればその影響はない。ゆえに午前中で仕事を切り上げ、空港に直行するようなタイムスケジュールになる。

転職活動

危険度★★★☆☆

コスト★★★☆☆

背信度★★★★★

これだけは評価項目を「楽しさ」ではなく「背信度」で記載した。いわずもがな、最大級の背信行為である。具体的には、転職エージェントと面談したり、転職の面接を受けに行ったりすることだ。現職の時給を得ている時間中に、他社の選考を受けるという究極に背信している行為である。

しかしもはや、このような行為をするということは、もう辞めたいなという気持ちがあるからであって、その原因の一端は現職にもあるのだ(錯乱)。その活動の結果、より良い条件を提示する会社があり、選考を通ればめでたく転職だ。

危険度は、実は意外と低い。サウナや銭湯に行くのと同じ程度の所要時間であり、夕方の帰社も十分に可能だからだ。強いて言えば、転職をしている雰囲気を醸し出してしまうことだ。日々の仕事に上の空になったり、上司に対して対応がぞんざいになる等、これまでと違う雰囲気を醸し出してしまうところだ。

ブログ書き

危険度★☆☆☆☆

コスト★☆☆☆☆

楽しさ★★★★★

これまで、多くのサボりを紹介してきた。新卒から数えて8年、カフェから始まってサウナ通い、グルメ、ゴルフ練習、ショートコース帰宅を経て、エア直行直帰、そして転職活動…僕は考えうる限りのサボりをしてきた。サボりには度胸だけでなく、事前準備も必要だと学んだ。その事前準備にも労力を使うので意外とラクではないことも…。

そして今、僕はとうとう究極のサボりにたどり着いた。それはこのブログを書くことだ。このブログ書きは職場のデスクで書くことができる。エクセル画面で日報を書いている風に、もしくは顧客へのメールを打つように、文章を書くことができる。

社内にいれば、営業マンとしては居心地が悪いが、少なくとも懲戒はない。また、外に出かけることは少なからず出費もあるし、なにより移動時間が僕は勿体ないと思うようになった。30分の移動でも、1記事書けそうだ。

僕は様々なサボりをし散らかした結果、考えうるサボりをある意味、一周した。そうして、このブログ書きというサボりにたどり着いた。

そう、本当に…長い8年に及ぶサボり旅の末に、たどり着いた境地だと感じる。

僕は自分のブログを持つというエンタメを手に入れた。でもこれを1年目にできたかというと、難しい。今この状況にあり、サボりを一周したからこそ至った境地なのだと思う。

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