前回の記事で、夢精とセクリセ、そしてオナニーとの比較検証から、そこには動物のオスとしての本能が息づいていると述べた。
その動物のオスとしての本能がメンタルに影響を与え、自己肯定感にも影響する。
そして今回の一連の発表を通して、僕が最もお伝えしたいことがある。
それは雇われ人卒業を目指すのであればオナ禁パラディンのステージまで進んだ方が良い、ということだ。
聖帝サウザー流オナ禁の定義
まずこの界隈においてオナ禁の提唱第一人者である聖帝サウザー師匠のオナ禁論についておさらいをする。
聖帝サウザー師匠がオナ禁の重要性を提唱したのは、氏が恋愛工学生として最前線で辣腕を振るっていた時代に遡る。現在から約5年前、2016年ごろのことだ。
氏は自らの経験から、多くの非モテが異性に対して粘りがないのは、オナニーによって性欲が擬似的に満たされて飽食状態にあるからだと提唱した。
オナニーのし過ぎで、精子が枯渇して常に賢者モード。
だから、彼女がいなくても涼しい顔ができている。
しかしながら、その内側では彼女を欲している。
この構造を明らかにしたのが、恋愛工学生・サウザー氏のネット芸人としての黎明期であった。
つまり聖帝サウザー流のオナ禁とは、異性への渇望を高めてリアルセックスをする、という原初の本能に忠実になるための処方であったのだ。
オナニーを禁じ、リアルセックスでしか精子を放出できないという縛りを自らに与えたら、どんなブスでもデブでも、ありがたく頂けるんだ!!とした。
これは非常に重要なステップであると思う。
特に今、童貞であるとか、長らく彼女がいなくてセカンド童貞になっている人はオナ禁して、彼女やセフレを作る方向に進んでいった方がいい。
僕の経験では26歳くらいまでの男子は、まずは女修行にフルコミットすべしだ。
残念ながら男子にも結婚できる適齢期があるから、その時までにある程度の経験を修めておく必要がある。時間は短いぞ!
とはいえこのことは、聖帝サウザー師匠が仰るように、オナ禁して、その湧き上がる性欲エネルギーを使えばいい。
単純だが、それでいい。
異性に対しては、そのような単純な熱意(「キミとやりたい!」)こそが意外にも最適解だったりする。
特に若い時分は動物的で良いのだ。
聖帝サウザー流は、このように生物のオスとしての力を取り戻すために提唱された。
雇われ人卒業のために
僕は28歳の夏、雇われ人という身分のくだらなさを痛感する出来事があった。2016年のことだ。
いつまでも雇われ人をやっていたくないな、と思い、方式を探し、2018年にサウザー師匠と出会った。
その時からこのブログを書き始め、この6月で丸3年になった。
この3年間で様々なことがあった。
オナ禁していなかったら3年もこのような活動は続けてこれなかったな、と思う。
ブログで日記やエッセイを書いたり、白熱教室の感想文を書いたりした。
転職ブログと、営業ブログも構築して、電子書籍も作った。
ブログの記事は393になっていた。
また、聖帝サウザー師匠の白熱教室の紹介文のお手伝いもした。
これらの活動をやっている中で感じてきたことは、結構大変だったな、ということであった。
何しろ、これらの活動は副業である。
自分が責任者だし、自分の匙加減で減らしても良い。なんならやらなくたっていい。
特に、この活動によって生活費を稼いでいるわけではなく、雇われ人仕事がある上に、積み上げる副業というスタイルなので、収入源ということではない。
そうなるとますます「まぁ、いっか」となりやすい。
というか実際、結構「まぁ、いっか」になっていたことも多かった。
自分が監督者だから、ペナルティもない。
注意を受けることもない。
いや…例外的に、相手がいる時は頑張ったか。
聖帝サウザー師匠のお手伝いをする時は、ご迷惑をかけたくないな、クオリティや納期で心配かけたくないな、という想いで取り組んできた。
また、色々相談してきてくれる人がいたりして、そういう、依頼者がいるときは頑張れた。
しかしそうではないとき、自分自身が方針も納期もクオリティも自由に設定できる状況の「副業」のときは、
ただひたすらに「めんどくさいな」と思う自分の気持ちと戦ってきた。
このブログも、当初は毎日更新というルールを定めたが、全然守れなくなった。
2冊目の電子書籍『被購買力』もプロローグ書いたところまでで現在お休み中だ。
しかしこうして、オナ禁に関する記事をいつにないハイペースで執筆している。
そんな感じで、いくらでもサボれるのが、副業なのだ。
特に他者が絡まない、自分一人で完結できるタイプの作業は、とにかく「めんどくさい」になりがちだ。
この「めんどくさいな」と戦えるのが、オナ禁だと僕は思う。
意識低い系で働く
この3年間の経験で僕が痛感しているのは、オナニー後の2日目くらいまでは気力体力ともに低域で、頑張れないということ。
特に「ダブル・バースト」などやらかすと本当に2日間は副業などできない。
この間はサラリーマン雇われ仕事をなんとかこなすのが精一杯である。
冷静に考えたら当たり前のことだ。
仕事を2つやろうとしているのだから、気力と体力はそりゃ多く使う。
そのためにも雇われ仕事“ごとき”は強度を落としゆるふわする必要がある。
だからこそ僕は「意識低い系転職」を推奨してきた。
意識低い系転職は、単に「無気力な労働者」になることではない。
その真髄は、自分が提供する「労働力」という商品の単価を最大化しようとする試みである。
自分が売る労働力ーーー気力・体力・時間と、その対価である賃金。
その交換効率に注目し、妥協を許さず高め続ける試みが、意識低い系転職の正体である。
そこには「成長」「やりがい」「アットホーム」といった意識高い、精神的な要素は加味しない。
ゆえに意識は低いのである。
この余剰は、雇われ人卒業のためにはもちろん必要だ。
繰り返すが雇われ人仕事“ごとき”に気力体力を奪われ切ってはならない。
守り、温存して、いわゆる「勤め人の放課後」に、副業つまり自分の事業にそれらを注ぎ込むのだ。
自分の商品を作りあげることが必要だ。
自分の商品づくり=めんどい
この「自分の商品を作る」には膨大な時間がかかる。
自分が得意なこと、できることを磨いて、お金を頂くに値するようなクオリティに磨き上げる。
そのためには勉強や練習、試作も必要だし、その本体以外にも、出品方法やお金の流れ、法人を作るならその準備などの側面の労力も発生する。
僕もワードプレスを用いてのブログ開設やら、Kindleに電子書籍をアップする方法など、初めての作業ですごく大変だった。
これらは本当に…本当に…
めんどくさい。
特に創作活動の本体ではないから、ヤル気はますます湧かない。
だから億劫になる。先送りにしてしまう。
しかしやらなければ、商品は世にリリースできないのだ。
ましてや先述のように、このような副業活動は、ひとまずやらなくても死なないのである。
あくまでもエクストラの活動と解釈できるのである。
この時、意外にもポイントとなるのはオナ禁による気力体力であった。
今回の一連の研究成果を通じて、読者の皆様にお伝えしたいのはこの部分である。
もし雇われ人仕事からの卒業を欲し、商品作りに取り組もうとするのならば、オナ禁からは逃れられないと思う。
なぜなら、卒業へ向けての行為は、めんどくさいことだらけだからだ。
オナニー”ごとき”に狩られるな
そのめんどくささと渡り合うには、相応の気力体力が必要だ。
だからこそ、我々はオナニー”ごとき“に貴重な気力体力を奪われてはいけないのである。
しかも奪われるのは気力体力だけではない。
時間も奪われてしまう。
オカズ探しにネットを彷徨う時間、オナニーを実行している時間、その後賢者タイムになって潰れる半日、そしてその後2日間に及ぶ低位の状態…
さらには、自己肯定感さえも損なってしまう。
副業は関係ないが、彼女を作ることをも、難しくしてしまうーー
オナニーは、本当に多くのものを消費してしまう。
我々はオナニーによって、気力・体力・時間・自己肯定感・異性関係・雇われ人卒業の可能性を刈り取られてしまう。
こうして考えると、オナニーとはなんと高い買い物なのだろうか。
確かに快感は得られるかもしれないが、支払うものが多すぎる。
そう思えばーー
オナニー”ごとき”にやられているのは、すごく勿体ないことだ。
これを読む同志の皆様には、オナニーから解放されて、自分の商品作りに邁進してほしいし、彼女もつくってほしい。
この世には、あなたをオナらせることによって利益を得る人もいるし、いつまでも資本家になれないように仕向けてくる人もいる。
オナニーとは、「パンとサーカス」のサーカスに当たる部分であろう。
それらに狩られてはいけない。
我々はオナニー”ごとき”に、狩られてはいけないのだ。
コメント
最近はオナ禁の投稿が多いですね。
先日のTwitter被弾をしてから、約20日程度継続できたのですが、
ここであえなく撃沈しました。
撃沈後の翌日、本業中に「やけに眠い。なぜだ??」とわけがわからず
その日の午後はパフォーマンス最悪の状態で業務に取り組んでいましたが、
その日の夕飯時に「あ、オナのせいや」と気づきました。
本日は2日目でかなり元気ですが、やはり年齢と共に体力が落ちております。
副業やら勉強に取り組む上でオナニー対策は必修科目ですね。
コメントありがとうございます!
その気付き、大切です。大きく前進されたと思います。
僕も永らくオナ猿、オナニープリズナーだったので気付くのに時間がかかりましたが、慢性的に眠かったのは、オナニーのせいだったのです。
ツイッターは、きちんと対策しないとかなり攻撃力が高い地雷原です。適当にフォローを増やしていくと、RTやいいね等の影響で普通にエロ動画流れてくるので大変危険な死地となります。
ツイッターやめろとまでは言いませんが、フォローする人の選別は必須かと思います。
1回のオナニーは3日くらい台無しにしてしまうので、対オナニーの心得はあるのと無いのでは大きな差になりますね。昔の人はそういう意味では幸せだったのかもしれません。