ライフワークという燃料の活用

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日記

前回の記事で65歳の先を楽しく生きていくために、なんらかの事業性のある行動をして、なんらかの形で社会と接触し続ける道を作っていこうという旨の話をした。

そしてその方法は、自分がツラくない…というかむしろ楽しいことではないと続かない。

自分にとって楽しいことって何だ?それをビジネスに活かすには?ということを考えてみたのだが、なかなか難しい。

例えば私はゴルフが好きだが、それを仕事に結びつけられるか?と考えると難しそうだ。

というか、そういう商売、レッスンプロやクラフトマンという正式な職業がちゃんとある。

自分はそのレベルなのか?というと難しそうだ。権威性もないし。

発信活動という切り口においても、上手い人がYouTuberをしているし、道具好きが高じて、専門機材を揃えてブログを作っている人もいる。

これを見て「うわ〜これは自分では敵わないな」と直感するあたり、ひとまずはこのゴルフの分野においては難しいなと思うのだ。

ということで、ひとまずはこの「ゴルフ」では難しいなと思った。

ではどうしていくか?と考えて、次には白熱教室でも取り上げられた「シマンコフ」さんの手法、自分の趣味のものの海外メーカーの、日本における輸入代理店となる方法もある。

これも長期的には視野に入れていきたいことでもあるので探索を続ける。

 

やはり英雄王の名言が浮かんでくる。

無意味さの忘却、苦にならぬ徒労。まさしく遊興だ。遊興は愉悦を導き、愉悦は己が願望の行方を指し示す

やはり、自分が無意識に…というか無意識にやっている行動にカギがある。

それは駆動にかけるコストが低いというかほぼ無いから、ある意味「仕入れタダ」状態なのだ。

その「仕入れタダ」を加工して商品にするから利益(表面上)も出るし、なにより継続性がある。

サステナビリティがある。

自分が欲しい物をメルカリヤフオクで探し回ることに労力を感じないが、「儲かるから」という切り口で、転売目的で安く仕入れられる物を探すのとは違う。

 

一時、「収益から逆算」という考え方で探索をしていたときもある。

しかしこれは、よくよく考えるとサステナビリティが無い。どうしてもお金が必要とか、困っている人には動機もあるが、少なくとも私には薄い。これは職業道楽コースではない。

 

やはり自分の内なる動機を把握して、それをうまく使う。

無意味さを忘却し、苦にならない徒労ができる分野が、自分にとっての無制限の気力なのだ。

例えるなら地面から温泉が噴き出ているところに温泉旅館を作るのか、

火を熾して、川から汲んできた水で銭湯を作るのか、くらいの差がある。

草津温泉が成立しているのは温泉が湧いているからであって、燃料を運んで水を沸かすのでは、継続性はない。

自分の創作もこれと同じで、関心がないこと、好きでないことを仕事にしては、継続性=サステナビリティがない。

だから「儲かるから」という軸で探しては、自分のライフワークを構築することは難しい。

逆パターンで、儲かるからで始めて、その後好きになるパターンもあることは承知している。

しかしそれは、儲からなくなったら楽しくなくなるというリスクも内包していると思うので、やはり私の探索スタイルには合わない。

 

自分の中から湧いてくる燃料を上手く使う。

温泉が湧いてくる地点を探して、それを使う。

「えらいてんちょう」氏が提唱した「生活の資本化」をする。

 

そういう目で探索を続けていると、色々と見えてくるものがあった。

教育の専門家なのに、趣味が高じてその方面で本を出している人もいるし、

本業は建築系だが、コーヒーを通信販売している人もいる。

 

その表現方法も色々あり、出版以外にも、動画をYouTubeに上げたり、SNSで宣伝したり、

聖帝師匠も言っていた「素人革命」により、以前よりも露出のチャンスは増えている。

そもそも今私がこうして書いているブログでさえ、30年前は難しいことだった。

 

こうして、自分の中の燃料、すなわちライフワークを発見した。

ではこの素材をどう加工して、世間に提供していくのか?という形づくりを考えている。

そう思うと、このブログも聖帝師匠のオーディオというライフワークを加工して記事にしたということが進歩のきっかけだった。

やはりそういう内から湧いてくる燃料を上手く使おう。

そう思うと次のステップを考えることが途端にワクワクしてくるのだった。