残念だったブロガーの話

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日記

僕はこのブログを始めてから、これまで見てきた多くのサイトが結局はワードプレス形式で作成されているブログなのだと知った。これまで何千時間も見てきた2CHまとめサイトや、ゴルフの専門サイトもワードプレスであり、僕がザックリと「ホームページ」だと思っていたものはこの類であったのだと理解することができた。今回はそんな視座を得てからの話をしたいと思う。

広告の嵐

僕は2chまとめが大学生の頃から大好きだった。専用のアプリも入れて、かなりの時間、見ていた。単純に面白い記事から、実体験の興味深い記事まで、FunnyとFunとInterestingがあって、よく読んでいた。しかしこのブログを初めて、収益化について学んでからわかったのだが、これらのまとめサイトは広告まみれである。

この広告を目立つ場所に配置したり、ちょっと悪質なサイトだとわざと半透明にして徐々にわかるようにして誤タップを狙うなどの仕組みがある。しかもアダルト系や出会い系のサイトに誘導されたり、気分が悪い。そしてちょっとアフィリエイトの知識が入っている僕は、この広告タップにより報酬が発生したり、もしくは報酬発生への誘導になっているのと知った。

それからは、これらの仕組みを目にするたびに虫唾(むしず)が走るようになった。これはアフィリエイトについて学んだから得た視点である。無知だった頃には「え?なんでこんなアダルトのページに飛ぶんだ??」と純粋に不思議がっていたものだが、アフィリエイトについて学ぶうちに、クリック成果型報酬のものもあると知り、このような感じ方に至った次第だ。

釣りばっかり

2CHまとめサイトに多いのだが、タイトルに興味を引くものを多く使用している。僕もまた、その巧妙で秀逸なタイトルに惹かれて、その記事を開いてしまっていた。実際に、アフィリの技術を学ぶにつけて、タイトルで人を煽る技術だとか、反射的にクリックさせる技術なんていうものもある。それらを駆使してアクセス数アップを狙っていくのがアフィリの本道であるのだが、この技術の裏側を知ってしまうと、これらの技術を使用しているサイトに出くわすたびに、やはり虫唾が走る。

「ああ、あなたは収益化したいのね」と思ってしまうようになった。

金儲けのニオイ

このように、僕自身がアフィリの知識を得たことによって、世の中にたくさんある有用そうに見えるサイトは、その多くが単純にアフィリエイトのためのサイトなのだと知ることになった。例えば、転職について調べてみると、オススメの転職エージェント会社ランキングのサイトが出てくる。そしてよくよく中身を見れば、それはアフィリエイト目的のサイトなのである。

アフィリエイターという稼業を知ったから、僕はこのように思うようになった。それまでは、そのサイトを作成する人が、自分の経験から、本当に良いものをオススメしているサイトだと思っていたのだが、現実はどうやらそうではないらしい。最近も、とある料理に合うアルコールは何かを検索していたのだが、結局は通販のアフィサイトで、がっかりした。

なんかもう、そういうのはお腹いっぱいなのだ。わかってくれる人、いないだろうか。

人が金儲けに走ると、それはいろんな形で、受け手に伝わる。あぁ、この人はお金を儲けたいのね、僕からお金を取りたいのね、僕を使って収益にしたいのね、とわかってしまう。それがわかった瞬間に、その人への信用は地に堕ちる。

そのニオイはなぜか、わかってしまう。うまく説明できないのだけれど、人間は動物として、狩られる立場になった時にそういうものを五感で嗅ぎ分けるのだろう。

やめちゃう人

そしてもう一つ、僕が残念なのはブログをやめちゃう人だ。僕は同じような境遇の人のブログをよく読んでいたのだが、続いている人はだんだん減っている。サイト自体を消してしまった人もいるし、最終更新が昨年12月だったり、とても残念だ。そういう人たちの最初のページを見ると、僕と同じようにサラリーマンからの脱却を目指していた。

それなのに、その思いが徐々にしぼんでいく様が、更新頻度に表れてしまい、大変残念に思った。その中で思うのは、ブログをお金儲けの道具として、副業として捉えている人にとっては収益が発生しない状況は耐えがたいものなのだと思う。

みなさんも、気に入って追いかけていたブログが閉鎖されていたり、更新が止まってしまってがっかりした経験があるかと思う。

ネオ日記帳

僕がこうして今も続けていられるのは、このブログが自分自身のネオ日記帳なのであり、なによりこれを読んでくれている読者の皆様がいるからに他ならない。2019年4月18日の時点では、大体このブログの固定読者様は約40人くらいのようだ。これは大変ありがたいことです。

現状ではこのブログには広告は全然ついていないし、アフィもやっていないので収益化の要素はゼロである。趣味100%だからこそ、続いているのではないかと思う。更新頻度が落ちてしまう時もあるが、僕はやめようとは思わないし、もし仮にやめると決めた時には「やめます」という記事を最後に書くことをここにお約束する。(更新空いちゃう時はメンゴです)

えらてんさんもYouTubeで語っていたが、お金儲け目的でブログやSNS、YouTubeを始めた人は、続かない。なぜなら収益になるまで多くの時間がかかるからだ。それに耐えることができないし、そもそもブログやSNSというのは、もともと面白い人が、その面白さを多くの人に伝えるための増幅器でしかないということだ。

「増幅器」自体には、力はない。使う人が面白いから、それが拡散されるのだ。

 

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