「創作」の2条件

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オナ禁関連
今年の夏休みは、9連休だった。帰省とかゴルフとかもあったのだけれど、3日くらいは完全フリー、予定のない日を作れた。そのように、予定がない日というのは、今までだったら適当に空費していたのだが、今年は違った。
9連休の中で感じたことについて書き残しておく。

創作しようとしても創作できない

僕はこの半年間で「創作的活動」は、ゆとりのある時間の中からしか生まれないとわかってきた。創作的活動とは、ブログを書いたり自分の商品開発について作戦を考えるようなことだ。
アタマとカラダがヒマじゃないと、創作物は湧いてこない。雇われ人をやっていると、アタマもカラダもビジー状態になる。「作業」に追われている状態だ。まさに忙殺という言葉の通り、アイデアは湧いてこない。
僕はこれまで、営業マン(売る側)しか、してこなかった。そこに限界を感じて、創る側に回りたくてブログを始めた。だから当初は「創ろう、創らなきゃ」と思っていた。しかし、そう思えば思うほど、大したものは作り出せなかった。なぜ作れないのか、悩んだ。
その原因を、この連休で突き止める事ができた。
体力気力から溢れた分が創作になるのだと。

オナ禁と3つのタンク

僕は7月からオナ禁に取り組み、29日でリセットした。特に20日を越えてから、創作力のアップを体感することができた。これが非常に大きかった。オナ禁をすることにより、順番に3つのタンクが満タンになり、そこから溢れた分が創作になるのだ。

体力のタンク

オナ禁により、まずフィジカルのチャージが行われる。体力のタンクだ。
僕の場合は4日くらいでひとまず体力タンクが満タンになる。ただし、この段階ではジヒドロテストステロンという悪玉テストステロンのチャージだと思われる。この悪玉は、割とすぐに作れるが性質は良くないという特性があるようだ。
次に、4~7日で体力タンク内部に変化が起きる。悪玉テストステロンから善玉テストステロンに換装が行われる。こうして体力タンクが善玉テストステロンでフルチャージされた状態になる。「シビシビ」と電撃がほとばしっているタンクになる。

気力のタンク

体力タンクが「シビシビ」と電撃を纏ったら、そこから溢れた分が気力タンクにチャージされる。気力とは、前向きに取り組む気持ちや、自制心・自立心を高めるような…意志力だ。これが強まっていく。
この気力チャージは10日目~15日目くらいに行われ、満タンになる。気力には善玉・悪玉はない。
この気力タンクのチャージが完了した16日目くらいから、気力タンクの余剰分が、徐々に創作タンクへチャージされ始める。体力のタンク、気のタンクが満タンになり、余剰の分が、創作タンクに進むイメージだ。
なお、体力タンクと気力タンクのチャージは時間経過だけでは順調には進まない。サラリーマン仕事により体力や気力は消費されるから、必ずしも一定ペースで溜まるということでもない。気力は、嫌なことや心配事により減る。
ただ、オナ禁をしていればフィジカル的な大ダメージを避けることができるから、気力へのチャージが早く進む。オナってしまうと、体力タンクが枯渇するので、気力もゼロになる。身体としては、まずは体力タンクのチャージが最優先だからだ。

創作のタンク

気力タンクからの余剰分が、創作タンクに流れ込む。僕の感覚だと、サラリーマン仕事をやりながらだと、そのチャージが一進一退で、20日目くらいで創作タンクが満タンを迎える。ちなみに創作タンクは完全チャージされないとスイッチは入らない。チャージ途中でも多少の創作はできるが、後述するモードの内容には及ばない。
20日目に創作タンクが満タンになったなら、創作タンクにスイッチが入り、電撃を纏って「シビシビ」が始まる。この状態の創作タンクから、溢れた分が良い創作物となる。アイデアも溢れ出してくる。僕の20日~29日はこのモードだった。
人生ではじめての経験だった。

オナ禁日数と創作レベルの関係

このように、オナ禁をすることにより体力の消耗を防ぐことが全てのスタートなのだと思い知った。まず普通の人は、1日1回とかオナってしまうので、体力タンクのチャージで精一杯だ。だから気力もない。ゆえに創作もできない。
週1くらいでオナる人は気力までは回復し、多少元気に働けるだろうが、創作はできない。「作業」を活力ある状態で一生懸命できる、程度までだと思う。
1週間を超えるオナ禁により、徐々に創作を始められる。ただし、スナック菓子みたいな創作物が関の山だ。もしくは、日数をかけてキザめば、スナック菓子を集合させたものまでは作れる。
21日越えあたりから、体重の乗った重たい創作物が湧いてくるし、形にでき始める。こういう創作物・コンテンツが面白くなってくる。

スナック菓子とは

僕はこの1年間、スナック菓子みたいなコンテンツ(ブログ記事)を作ってきたと振り返って思う。「おもしろい!」と褒めてもらえることは何度かあって、嬉しかった。けれど、それは「スナック菓子としておいしい」というだけだった。キャベツ太郎おいしいな、でも主食にはできないよな、みたいな感じだ。
僕は今回の29日オナ禁を達成するまでは、4~7日程度のオナ禁をしていた。この状態では1~2時間が捻出できても、アウトプットが思い浮かばないときもあった。なんとなくブログは書けても、900~1,500字くらいで、内容もインスタントな感じだった。スナック菓子だった。なぜスナック菓子になってしまうのか?考えた。

創作の2条件

僕は今回のロングオナ禁と、9連休で大きな時間を手にしたことにより、創作の何たるかを少し掴めた気がしている。
良質で重厚なアウトプットを考えるときには下記の条件が必要だ。
①創作タンク「シビシビ」状態
②膨大な量の「空き時間」
①創作タンク「シビシビ」状態を作るには、やはりオナ禁しかない。特にゼロから生み出すならば「シビシビ」は必須だ。まだ「シビシビ」を体験できていない人は、20日以上のオナ禁によりまずは「シビシビ」を感じてほしい。「シビシビ」を少しでも早めるために、サラリーマン仕事で適度に手を抜いてチャージしたり、無駄なネットサーフィンや夜更かしをやめて睡眠時間を多くするなど、工夫しよう。とにかく、余りがタンクにチャージされると知ることが第一だ。
②の「膨大な空き時間」については、単なる「空き時間」ではダメだ。刻んでもいけない。まとまっている必要がある。1時間の空きは、「作業」に充てた方がよい。これは創作の末の作業であったり、家事とか仕事の些事でもいい。2時間以上から創作活動に使える。一見、難しく見えるのだが、先述の細切れ時間で些事を片付けておけば、まとまった時間を作れる。「2時間」をまとめて確保するために頑張ってみよう。
僕はブログ書き2年目に入ったので、ネクストステージとしてスナック菓子から深化したものを皆様にお届けできるようにしていこうと考えている。

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