聖丁セミナー2022 感想

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セミナー

10/29-30、東京の神田にて聖丁セミナー2022が開催された。

今後、小規模ながらも全国セミナーを続けていくとのことだったので、参加を検討している同志へ向け、先遣隊としてレポートする。

3年ぶりの対面式セミナー

感染症対策もあり、2019年の全国セミナー以来の開催となった。

(2020年にはWebセミナーがあった)

同じ会場に集まるという形態のセミナーは3年ぶりなのだが、今回は参加者層がさらに濃縮された、という印象があった。

2019年のセミナーの時には、まぁなんというか…ナンパ師系の人とか、Voicyのライト層かなという人も居たし、若い女性もいた。

もちろん大学生っぽい男子もたくさんいた。

なぜライト層と私が判断しているのかといえば…髪色、服装、振る舞いなどを総じて感じたフィーリングである。

完全に主観だ。

が…全体的に「わちゃわちゃ」した空気感から、素直に、このような印象を受けたのだった。

しかし今回のセミナーは違った。

精鋭集いし空間

まずは箱の話からしよう。

東京セミナーは、およそ30名ほどが広めの会場に集まっていた。

その広さとは、コロナ前の時代であればキツキツに詰めて100人、1つ空けでも60くらいはいけそうな広さであった。

その箱に30名ほどであるから、間隔には余裕があった。

そこには30代と思わしきビシッとした格好をした、立派なビジネスマン達が集っていたように思う。

サラリーマンではなく、ビジネスマンである。

それは既に独立自営を達成しているとか、雇われ人の形態であるとかはあまり関係がなく、皆一様にビシッとしていた。

私は後方の席に陣取っていたのでわかるが、皆美しい整った黒髪と、スリムな後ろ姿、服の色は黒、紺、グレー、白、ブラウンがほとんどであった。とにかくピシッとしていた。

これらのことから、その雰囲気は感じてもらえるかと思う。

形容するならばまさに「精悍」。

なんというか…まさに「精鋭」だなと、素直に思った。

私も色々な会合に出たり、ビジネスの集会に赴いたことがあるが、ここまで「揃って」いる集団は初めて見た。

均一ではない。均質な集団であった。

2019年セミナーの時には、100名入れる会場はキツキツで、先述のようにライト層と思われる人々もたくさんいたから、先述の通り「わちゃわちゃ」していた印象がある。

友人同士で連れ合って来ている人もいた印象だ。

人が多いがゆえに出入りも多く、そういう物音も相まって「わちゃわちゃ」と雑然としていたと記憶している。

しかし今回のセミナーは違った。

先に述べた通りの精悍なる精鋭達が、静かに整然と座っているのである。

幕開けまでの10分間ほどは、非常に静かな待機時間であった。

張り詰めた雰囲気といえども、ストレスを感じるものではなかった。

静かな夜の湖面のようで、心地良い緊張感があった。

聖丁がラジオで言っていた。

「本物の骨太なリスナーはコメントせず黙々と聴き、淡々と実行する」

彼らは実在していた。

参加費という障壁

ここまで均質な集団が集まったのは、今回のセミナー参加費が16500円だったからであろう。

2019年セミナーは確か5000円であった。

これはライト層でもエイヤで参加できる金額である。

しかし今回の16500円(たぶん1.5万+消費税)というプライシングは、ライト層を寄せ付けない。

確かに一瞬、私も面食らった金額ではある。

しかし次の瞬間にはチケットをポチっていた。

この部分。この部分であると思う。

このことは多くのことを内包している。

まず「16500円」という数字を見て

「うっ⁉︎」となっても次の瞬間には

「まぁ…金は大丈夫か」と思える程度の経済状況であること。

そして「聖丁の話なら16500円出しても惜しくはない、十分な価値があるはずだ」と思えること。

希少な情報にカネを払う必要があるという認識。これがあること。

余裕のあるフトコロ具合と、情報は有料であるという認識。

この2点が揃った人しか、あの場にはいなかったはずだ。

もちろん物理的に東京が遠くて参加を見送った人もいると思うが、強いスクリーミングがかかっているなと思った。

感染度の高さ

もうひとつは感染度の高さだ。

聖帝サウザー流の価値観にどれだけ感染しているかが問われる。

この感染は、受け入れ難い人にはとことん受け入れ難いし、別に感染が浅くても生きていけるものである。

感染が浅ければ、イノセント勤め人に戻ることも可能だ。

しかしその「感染」を価値あるものとして良しとし、さらには進んで成分を摂取して、その濃度を高めていった人。

そういう人しかあの場にはいなかったはずだ。

ライト層はきっともう、Voicy(無料版)も聴いてはいないと思うし、白熱教室も買ったことはないだろう。

これらは感染を深める行為である。

無料のラジオで満足する層は、そこまで至らない。

重度に感染せず、忘れて、日常へ戻っていく。

そして綺麗さっぱり完治して、イノセント勤め人として生きていく。

そういう生き方もあっていい。

しかしそれを良しとせず、お金を払ってまで白熱教室やプレミアムVoicyを聴いて、積極的に摂取して「感染度」を高めた、ある意味で「普通でない」人たちが、あの場に集ったのである。

社会の縮図

このことは、社会の縮図であると思う。

こういう行動ができる人は普通じゃない。

「デキる」という意味で、普通でなく、並でなく、非凡だ。

つまりセミナー参加者の少なさというのは、独立自営か、もしくは経営層に噛んでいく人の少なさを示しているのだと思う。

ここまで読んで、「選民思想かよw」と思う人もいるとかと思う。

しかし社会を見渡すとーー実際そうであることは、わかる人にはわかるであろう。

大企業の中においても、圧倒的多数の「普通の人」の中に、20人に1人くらいの割合で力のある「デキる人」が居る。

さらにその「デキる人」の中においても5人に1人くらいの割合で「超デキる人」がいて、もれなく幹部や重職を担っていたり、既に経営者だったりする。

会社においては1人の超デキる人が4人の幹部と協力して、95人をうまく率いて、使って、ビジネスをしている。

聖丁のTwitterフォロワーは約3.5万。

そこから先述の1/20フィルターと1/5フィルターを通すと1/100となるから、つまり精鋭の総数は350人となる。

そのうちの大都市圏と地方の割合を考えると、東京で2日間で60−80人という人数は妥当と考えることができるであろう。

そういう集団なのだと思った。

こうして書くと、私に煽られる形で、無理して参加しようとする人も出て来てしまうと思うが、それはお勧めしない。

素直な気持ちに従うべきだ。

先述の、16500円を「まあいいか」と無理せず思えるかどうか。

これはリトマス試験紙だ。嘘はつかない方がいい。

例えば私でいうなら

「16500円…まあ、ゴルフ1回いくよりは安いな」

「聖丁のクローズな一次情報を直で聞けるのならば、この金額は妥当」

と瞬時に思考した。ゆえにチケットを即決でポチれた。

おそらく、二の足を踏んで躊躇してしまう人は、結局買えないと思う。

金額についての比較は、もちろんゴルフでなくても良い。

例えば釣り竿と比較したり、レストランでの食事との比較でも良い。

このようなレンジの支出に対しての良い意味での鈍感さ、慣れ…そういう価値観である。

もちろんフトコロの暖かさも必要だ。無い袖は振れない。

お金がないのに無茶をすれば、清水の舞台から飛び降りるような決心が必要になるしーー

その感じでは参加したことにモヤモヤすらするかもしれない。

いやきっと、無理して参加した人はモヤモヤしてしまうに違いない。

そういう内容だからだ。

兵隊には無用の内容

少しだけ、少しだけ内容について触れよう。

今回のセミナーの話は、経営者になるか、もしくは経営に携わる幹部になるか、という人にしか有効ではない。

兵隊では全くわけわからんと思うし、聴いていて本当に理解ができないと思う。

本当にお金を無駄にしてしまうだろう。

お前(ヤコバシ)はどうなんだ?と言われると思うが、今まで伏せて来たが私は勤め人の方でエクストラルートに突入して、おそらく幹部になる路線に入った。

ここでは詳しくは語れないが、特殊キャリアに入った。

一介の営業マンの範疇を超えた職務をやり始めているのだが、今回のテーマはまさにタイムリーな話題であった。

主題となった名著。恥ずかしながら存在は知っていたが読んだことがなかった。

これはまさに今これから、私に必要な領域ではないか!と思った。早速、帰りの電車でポチった。

このことは、もし私が勤め人のみ継続、さらに営業マンとしての一兵卒〜部隊長まで、のままの路線であったならば、全く無用の内容であったと思う。

もちろん経営者を志す人には必須の内容だ。

セミナーの中でも出た言葉だが

「必要な時に、必要な人、本、セミナーに会う」と。

「ささいなきっかけを掴め、そして手繰り寄せろ」と。

思えば、私が先述の特殊キャリアに突入したのも、小さなきっかけに、勇気をもって踏み込んだからであった。

この自分語りはまた別のところでしようと思う。

とにかくそういうセミナーであった。

あだち先生パート

付け足しのようになってしまって申し訳ないのだが、あだち先生パートも今回はすごかった。

今回は少人数ということもあり、あだち先生も、秘中の秘を繰り出してくれて、最前線を垣間見た。

ライバルが増えるとリアルに困ってしまうということで、これまで隠していたノウハウを開陳されていた。

当然、ここでは述べられない内容だが、「最先端の人はそんなことをやってるんだ」と大変勉強になった。

また、もしアフィリエイトそれ自体で成功できずとも、二の矢・三の矢はあるのだということを事例で知れたのも大きい。

アフィリエイトを真剣に取り組んだからこそついた筋力をうまく使っていこうぜ、という内容で、実際この私にも当てはまる部分があり、大変勉強になった。

まとめ:ファンならば迷わず行け!

長くなったが、今回企画されている全国セミナーについては、これまで述べてきたように

  • フトコロの暖かさ(1.65万円が大ダメージでない)
  • 情報にお金を払う認識がある

という2条件に加え、

  • 聖帝が好き(ファンである)

という条件も必要だろう。

なんだかんだで、カネがあろうと、情報に価値があろうと、聖帝が好きでなければ参加しても意味はない。この素直な心でもって参加すればええやないかと思う。

単純に好き。ファンである。

むしろこの素直な気持ちだけでもいいかもしれない。

その心さえあればフトコロが多少寒くても、1ヶ月弁当作って自炊すれば工面できる。

「好き」というのは、波長が合っているということだ。

シンパシーを感じているということだ。

完全な合一はさすがに難しいが、その波長を心地よいと感じ、苦しゅうないと感じるならば、それはもう「好き」ということ。

ならば、理屈抜きで話聞きに行って、飲み会で絡んでみればいい。

「助けてもらった鶴でございます」を言うだけでもいい。

このようなセミナーだって、いつまで開催されるかわからない。

最後に言っておくが、セミナーの内容は毎回、全部違う。

そして、Voicyやらブログやら白熱教室やらで再録もされていない。

2019年セミナー、2020年ZOOMセミナー、そして今回のセミナー、どれもセミナーでしか聞けない内容であった。

だから「いつかどこかで聞けるんじゃないか」とタカをくくらないように。

残念ながらそれは無いであろう。今までも、そしてこれからも。

 

文中で登場した私の近況については次回記事にて

自分語り(有料記事リンク)

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