聖帝まみれの2年間(中編)

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雇われ人卒業

前回の前編の続き。

前編は、主に聖帝と2018年6月6日に出会うまでの自分語りであり、

「全然聖帝にまみれてねーじゃねーかw」と突っ込んだ諸兄も多いと思う。

でも出会うまでのプロセスを語ったことは意外と大事なのだ。

僕は聖帝に出会ってから雇われ人卒業を志したわけではない。

出会う前から我流でやっていたけれど、ダメだった。うまくいかなかった。トライしたけど有効打にはならなくて、もはや打つ手なしと、行き詰まっていた。

そんな時に、聖帝から有効な答えを頂いて、人生の指針ができた。

そういう体験をした人が書いてるから、こういう記事は意味があると思う。

2017年、転職か出世か

そういうわけで、もう少し自分語りする。

2016年、28歳だった僕は上長とモメて「バカの下で働きたくない」と思った。

その反動もあって副業(転売)にトライするも「独立って難しいな」と痛感したのだった。税金やら諸経費やら、厚生年金がないとか健康保険を自腹で払うとか考えていくと、よく言われることだが、1,000万円の年商は欲しい、ということもわかってきた。

僕は結婚もしていたので、妻を苦労させたくなかったし、自分自身も、そんな不安定な生活を送るよりも多少ガマンしてゆるふわ勤め人を続けた方がまだマシそうだった。

そのため、2017年は「雇われ人ルート」でうまくいく方法を考えた。

転職するか、出世を目指すか。

※まだ聖帝には出会っていません

転職は?

まず転職による年収アップだが、高収入を目指すとなると必然的に激務系の仕事しかなかった。30歳くらいで高収入を得る方法なんてバリバリのフルコミッション系しかなかった。その時の僕の年収は約500万円。ぶっちゃけ、それより低いくせに激務そうな求人まみれで、ゲンナリした。

そもそも、そういう高年収の企業に中途入社するにはそれなりの経歴や能力が必要なわけで、文系MARCH卒で無名企業2社しか経験のない僕が採用されることは難しすぎた。

ゆるふわの500万を捨てて、乾坤一擲で激務高給を目指す…というバイタリティはもう僕には無かった。新卒で入社したブラック企業での、苛烈な毎日は、もうやりたくなかった。

年収500万円ではあるが、ただの500万ではない。ゆるふわの500万円だ。実働時間の平均が3時間くらいだから、時給換算するとコスパが良い。

1社目がブラックだったこともあって、やっぱりこのゆるふわ500万円というのはコスパ最強だなと改めて思った。年収の額面の絶対値はともかくとして、この時給の高さと、中身のユルさを冷静に考慮したら、これ以上のコスパを叩き出せるサラリーマン稼業は、その時点の僕には見出せなかった。今でも見つからない。

あとは転職したら、またイチからやり直しになるのもイタかった。知識も人間関係も、社内の細かいルールも、全部やり直しになるからだ。

出世を目指す?

転職がないとなれば、今の勤務先で出世して給料を上げていく方法が残る。

※まだ聖帝に出会っていません

とある案件で、常務取締役の営業本部長と2人で営業に行った。その帰りに、飲みに連れて行ってもらった。そこで僕は酔った常務から色々とウラ話を聞けた。

詳細は秘密だが、要するに、常務にまで出世しても

  • いきたくもない海外出張だらけになるわ
  • 単身赴任させられるわ
  • 社長に営業成績についてアレコレ言われるわ

そんな風に、あまりオイシくなさそうな感じが伝わってきた。

ではそんな常務に「なんで頑張ってるんですか?」と聞いたら

「先代の社長に恩義があるから。

あとは先輩たちから受け継いできたものをお前らに遺してやらんとな、と思ってる。

それだけで、やってる」

と、なんともサムライな答えが返ってきて僕は感動した。

そんな話を聞いて「営業のトップに登り詰めたとしても、こんなもんなのか」と、僕は出世の道はあんまりオイシくないんだなぁと思うようになった。

※まだ聖帝には出会っていません

ネットで稼ぐ?

そんな風に、転職もダメ、出世もオイシくない、と思った僕はやはり「副業」に戻ってきた。そんなことをネットで検索すると、出てきますね。ワンサカワンサカと。

「○ヶ月で△桁稼いだ!」とか「今月の収益報告!」みたいな感じの、あの界隈が…

僕は当時まだシロウトだったので、そういう声の大きい人たちの意見に触れていった。まぁ、ここから先はただの悪口になっちゃうから控えるが、要するに、それらの人たちっていうのは

  • アフィ案件に誘導
  • 自作の情報商材へ誘導
  • オンラインサロンへ誘導

ヒトは変われど、結局はこの3つに誘導する作戦がほとんどだった。

でもそれは、ネットで稼ぐには致し方ないことだった。そのことは、手法を学んでわかった。

これくらいしか、ネットで稼ぐ方法なんて、マジでないのだ。

ブログやYouTubeのPVを増やして…という手法も、結局は広告ビジネスであった。アドセンス系などは手堅いものの、成約率や単価が低く効率が悪い。そのため単価のあるアフィ案件や、もっと利益率の高い自作情報商材や、サロンに誘導していくくらいしか、専業でやっていくほどに稼ぐには、本当に方法がないようだった。それは手法を学んでわかったことだ。

また、その制約率をあげるためにはこうやって読者を煽るといいですよ、みたいなノウハウもあって、そういうのを見ると本当にゲンナリした。心理テクニックを駆使して、閲覧者をコントロールしてコンバージョン(成約させること)を狙う…という手法は、確かに有効かもしれない。でも、僕はそういうテクニックをやりたくなかった。

リアル世界で営業マンをやっているせいだろうか。

そんな感じで2017年は、転職と出世、そしてネットで稼ぐ手法を研究して、その結果、

「全部イマイチ…」という結論になった。

2018年インフルエンサー()への耐性獲得

僕は前段で述べた、ネット上のインフルエンサー()界隈の手法にウンザリしていた。

当初は私淑していたイケててハヤい先生も、2018年ごろから仮想通貨に傾倒した。

「まだ仮想通貨持ってないの?」煽りや、仮想通貨取引所への登録アフィをゴリゴリ押してきていて、正直、裏切られた気分であった。

僕は会ったこともない男に勝手に期待して、勝手に失望していた。

とはいえ反省である。信じた自分がバカなのだ。

そんな反省を活かし、新たな発信者に出会った時、反射的に「コイツの狙いはなんだ?」と探るようになっていた。

アフィ誘導か?

情報商材か?

セミナーか?

サロンか?

僕は、非常に疑い深くなっていた。

ネット上の人なんて、信じられなくなっていた。どうせネット上で目立ってる奴なんて、どいつもこいつも、無垢な閲覧者をうまく誘導して収益に変えてやろうと思ってるんだろ。

そんな風に、常に疑ってかかっていた。

実際、そのジャッジに見事にハマるインフルエンサー()が続出していた。そのたびに、僕の猜疑心は強まっていくばかりだった。「やっぱりコイツもか」と。

はい、アフィカス乙。

あ〜コレは情報商材屋。

コイツはサロン誘導ね〜ハイハイワロスワロス。

そんな感じで、パターンが読めてきていた。先述の通り、ネットで稼ぐ方法なんて、それくらいしかないのだから簡単だ。

聖帝サウザー登場

長くなりました。ようやく聖帝サウザー氏、登場です。

イケててハヤい先生のツイート経由でサウザーラジオに出会った僕は当然、警戒の目をゆるめなかった。

「このサウザーとかいう奴の狙いはなんだ?」

サラリーマン煽りしての転職アフィか?

脱サラサロン誘導か?

自作の情報商材か?

それまで並居るインフルエンサー()達の多くは、顔出ししていたり、本名も明らかにしていた。それでも、信用に足る人は誰もいない。顔出しや名前出しすら、安心材料にはならない。

そんな中でこのサウザーとかいう発信者は、匿名で顔出しもしてない。信用する材料は、全然ない。…あとは発信の内容か。聴いてみるか…

何ィ?Voicyとかいう専用アプリのダウンロードが必須?ったく面倒臭ぇな…

そんな風に、聖帝まみれの2年間は始まった。

僕はもう疲れたよ、パトラッシュ

ここまで長くなったが、このようにして僕は、雇われ人卒業に関してずっと我流で取り組んでいた。我流とは、特定の師匠なく様々な情報を断片的に組み合わせてなんとなく頑張ることを言う。

そんな風に我流で挑戦する中で、インフルエンサー()に出会い、信じて、失望して、疑い深くなっていった。

その結果、独立は簡単じゃないし転職もダメそうだし出世もオイシくなさそう。インフルエンサーは銭ゲバだらけで、実は全然有用じゃない。

なんだよこの世界は。もう打つ手なしじゃねーか。もう現職のゆるふわで定年コースでよくね?仕事はゆるふわだしさ…

…パトラッシュ、僕もう考えるの疲れたよ…

そう思っていたところに現れたのが、聖帝サウザー氏だったのだ。

野良猫は油断しない

そんな警戒心マックスの、疑い深い野良猫みたいな僕が、なぜ聖帝サウザー氏を信用したのか。

それは「実世界に収入源を持っていたから」だった。

つまり「ネットで稼ごうとしてない」。ここが最初に信用し始めたポイントであったと思う。

「僕は不動産を持っていて、その収入で暮らしてます。贅沢暮らしはできないけど十分」

そんなことを語る人に、僕は初めて出会った。

異質だった。

ネット上には、いかにして情弱を料理して自分の収益につなげるかみたいな魑魅魍魎しかいないと疑っていた僕にとっては、とても異質だった。

とはいえどうせまた、アフィやらサロンやら、馬脚を出してきちゃうんだろ?と疑っていた。

しかしいくら待っても、ずっと疑いの目で見ていても。

そのようなことは全然無かった。

でもなんだか、有料の音声データをnoteで売ってるみたいだな…あの悪名高い「note」でか…

あの情報商材の温床になっているnoteでね…へぇ〜1シリーズ1480円×4本、約6千円っすか…

いやいや、情報商材なんて買わないから。

最初はそう思っていた。

しかし、聖帝サウザー氏が毎日繰り出してくる無料の「サウザーラジオ」の内容を聴くにつけ、次第に惹かれていく自分もいた。

「この人は、地に足のついたことしか言わないなぁ…」

「現実世界での体験談が満載で、話に厚みがある。苦労してきてる人だ」

「僕が気がつかなかった、メタ的な視点を持っている」

「もしかしたら…もしかするのかもしれない」

こうして、当時500円だった【白熱教室リトル】オナ禁効果についての談話withポテサラ

をビビリ散らかしながら購入して、聴いて、確信した。

すぐに足立先生の白熱教室を購入。当時、4本で5,920円だった。

そこからは早かった。僕は聖帝サウザー氏にどっぷり浸かっていった。

「商品を作れ」

僕が聖帝サウザー氏から最初に頂いたことは、この「自分オリジナルの商品を作れ」という概念であった。

僕は営業マンをしているから「売る」という行為はできた。しかし、逆に言えば「売る」しかできなかった。

商品や製品を設計・製造するのは技術者であり、僕のような営業マンは「こういうの作ってよ〜」と技術部にお願いするしかなかった。

そんな中で、僕は「売る側」だけでは限界があり「作る側」の方が強いなと思っていた。

そんな中で、この「商品を作れ」はバチっとハマった。

不動産という優れた商品

また聖帝サウザー氏が、自身を勤め人から卒業させた「不動産」の存在も大きい。

僕はそれまで、様々な商売を研究している中で「レンタル系」は強いなと思っていた。

「売り切り」の商品は売ったらオシマイで、新規を探し続けたり、リピート性があってもまた作らなくてはならない。情報商材の新作を作り続けるインフルエンサー()の姿を見て、これも大変だぞと思っていた。レンタルなら、貸しても返ってくるし、消耗があるかもしれないが、毎回新品を提供する必要もない。長期間貸せば手間がかからず、自動的な収入になる。

また、商品は娯楽とか遊び系とか、もしくは美装などプラスアルファ系などの「あったらいいな系」の商材だと、不景気になったら一気に締まるというのも仕事の中で感じていた。不況になると、そういうのは一気に売れなくなる。

そうではなくて、安全のためとか、法令で必要とか、生活必需品で無いと困るとか、代替品が少ないとか、そういう商材が強いと思っていた。

また、単価が安すぎるものはたくさん売らなくてはいけなくて、その手間が大変なので、ある程度まとまった金額のものが良い。

不動産はこれらの条件を高い次元で満たしていた。

誰だって家は住むから必需品だし、レンタルなので毎月の定額収入がある。耐久力も高い。まとまった金額が必要だから誰でも買えるものでもない。実際、自分だって安くない家賃を払って、今のマンションに住んでいるし。

それまで散々悩み散らかしてきた雇われ人卒業の道筋が、ようやく聖帝サウザー氏によって示されたのだ。不動産を買ってキャッシュフローを得ていけば、雇われ人をしなくても生きていけると。

僕はようやく実践的な答えを得た。

思えば、古来からお金持ちの人というのは不動産を持っていた。というか思い返せば、僕の田舎の祖父母だって古家を2万で貸して、駐車場を5千円で貸して、僕に小遣いをくれていたっけ。僕の勤務先だって、何かと土地を買って、駐車場に変えていたわ。

今まで見落としていたものが、見えるようになって、僕はますます聖帝サウザー氏にハマっていった。

過去を追跡する野良猫

とはいえ、僕は疑い深い野良猫だ。簡単には懐かない。特にインフルエンサー()の類には、散々ダマされて、失望させられてきた。だから、聖帝サウザー氏に興味を持つ傍らで、「この人はどんな来歴なんだろう」という調査も怠らなかった。なんせ疑い深い野良猫だから。

どうやら「金融日記」というメルマガへの投稿がデビューのようだな…どれどれ…

週刊金融日記 第63号 (2013年6月24日)

(中略)

僕は悟りました。
愛ゆえに人苦しまねばならぬ!
愛ゆえに人悲しまねばならぬ!
なぜ?こんなに苦しいなら・・・こんなに悲しいなら・・・

「愛などいらぬ!」

、そ時から愛を捨てました。
週刊金融日記を読み、帝王星が目覚めたです。

に…2013年…5年前…だと…!?(当時2018年)

しかもこの時、彼は自身のことを匿名の男性読者とのみ名乗っている。

この文章が由来で聖帝サウザーを名乗るようになったようだ。

そして次に登場するのが15ヶ月後。

週刊金融日記 第130号(2014年10月5日)

サウザー
誰よりも愛深き故に愛を捨てた男。
第63号『愛などいらぬ!』で取り上げて頂いて以来投稿になります。
今日特にご質問という訳でもなく、元気です、という皆様へご報告メインです。

週刊金融日記読者諸兄諸姉皆様におかれましては…

そして『ぼく愛』のAmazon伝説のレビュー

 見えないライオンを倒すため。そしてあなたを守るため。(2015年6月29日)

僕の名前はサウザー。誰よりも愛深きゆえに愛を捨てた男。

今日は『非モテコミットと愛』について、恋愛戦士および恋愛工学をこれから学ぶかもしれない皆様と論考を共有させて頂きたきたいと思います。「ぼく愛」出版とそれに伴うAmazon川へのブックレビューチャンス、恋愛工学徒として一度きりの晴れ舞台に何を書こうか色々と思案したのですが、ありきたりの感想文を投稿しても仕方が無いと思い、ここは一つ、いつも僕が本家の『週刊金融日記』の方に寄稿するのと全く同じ形式を借りて、恋愛工学の精神を表すべく一筆執っちゃろうかと思った次第です。では以下本文です。よろしくお願いします。

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人間が、二本の脚で立って歩くようになって、440万年の年月が経った。250万年前に初期の石器使用と肉食を覚え…(以下、名文続く)

これらを読んだあたりで、またVoicyと白熱教室を聴いて、ようやく「この人は本物だ」と信じるようになった。

警戒心の強い野良猫を心酔させた人は、聖帝サウザー氏が初めてであった。

2019年 白熱教室レビュー記事、全国セミナー、紹介文

そして昨年2019年はさらに聖帝サウザー氏にどっぷり漬かっていって、サウザー氏からサウザー師匠と呼ぶようになる年なのだが

もうダメだ6,500文字超えてきたのでこの記事は「中編」にして2019年版は「後編」にします!!!!

コメント

  1. タマ㌠ より:

    私がサウザー氏が他と違うかも、と感じたのはgiveに徹していた事です。

    私は実際に会った事が無い氏が本当に不動産を持っているのか、
    資産をどの程度構築しているのか推し量る術は無いのですが、
    それを証明する唯一の鍵は氏が「全く求めていない」事でした。
    それは余裕がある人間にしか出来ない事だからです。

    また、与えて与えてひたすらに与え続けてこそ初めて相手が
    「お金を払おうかな」となる時代になったのだと知りました。

    私は、voicyで楽しませて頂いた恩義として白熱教室を購入し始めました。
    気が付けば結構な金額を購入しちゃっていますね。

    • ヤコバシ ヤコバシ より:

      コメントありがとうございます!
      おっしゃる通りだと思います。やはり、ネット一本足打法の人はどうしても読者を換金しようとしますからね…致し方のないことなのですが、それが読者はとても悲しいし、腹立たしくなるんですよね。
      そういう意味で、我々が聖帝に惹かれたのは必然だったのかもしれません。
      白熱教室代はちょっとかさんでくるのは仕方がありません!でも適当に飲みに行ったりするより、確実に良い使い方だと僕は思いますよ!