2020年12月26日、聖帝ZOOMセミナー第6回が行われた。
今回もネタバレしない程度に、感想記事を書き残しておく。
もう6回目のZOOM感想記事であるが、ここまで書いてきてよかった、と思っている。
第1回は、2020年5月30日。
早いもので、半年以上が経った。
その時その時に感じた感情は、残念だが、徐々に風化してしまう。
話を聞いた直後の自分が、どんな気持ちになって、どんなことが印象に残っていたのか。
時間が経つと忘れてしまう。
しかしこのように感想記事を書き残しておくと、後から読み返して思い出せる。
一緒に聴講した同志のため、
これから録画版を聴く予定の同志のため、
そして何より自分のために。
この感想記事を書き残しておく。
もぎじゅん先生パート
今回のもぎじゅん先生のパートは、
「サラリーマンを辞めるときのリアルなお金の収支」だった。
退職金がいくら、失業保険がいつからいくら、税金は、保険は…と非常に生々しい数字が披露された。
僕はこれまで漠然と
「辞めたら税金・年金・保険は自分で納税しなきゃいけないんだよな〜国民健康保険て月6万?くらいだっけ?」
くらいの解像度だったのだが、今回のもぎじゅん先生のスライドを拝見し、かなり具体的になった。
これは…ちゃんと計算して準備しておかないと初手で詰むな…と思った。
もちろん、本当に独立が視野に入ってきている人であれば計算すると思われるが、それを手探りで調べていくのはなかなかに骨が折れる作業だ。
それをもぎじゅん先生が自身の経験から具体的に講義してくださり、僕としては大変なショートカットになり、予習・勉強になって有り難かった。
支那そば軍曹パート
今回のテーマは「洗脳の解除」とのことで、僕らが知らず知らずのうちにかけられている洗脳について語られた。
特にファイナルファンタジー7のクラウド君・セフィロス君の事例や、
ドラクエシリーズの新解釈には驚嘆した。
この視点で世の中の作品を解釈していくと、とても面白い。
軍曹殿の解釈には、天才性を感じる。
これはお世辞でなく本気で思う。
この人の目を通じると、世の中の冒険活劇に隠された裏テーマが浮かび上がってくるのだろう。
また後半では、僕らが遭遇する「妖怪」についてが語られた。
僕らがおびえて、こわがっているものって、実は存在しないものなんじゃないの?という非常に冷静な視座である。
また、講義の中で、特に僕の印象に残っているのは「精神リソース」という単語だった。
僕は日々の雇われ人仕事の中で、この精神リソースをたくさん消費している自覚がある。
職場のくっだらねえオッチャン達に忖度して、精神リソースを空費している自覚がある…
この精神リソースを使い果たした日は、確かに何もできない。
洗脳の解除、妖怪を見破る方法、精神リソースの温存、今回も新たな視点を頂いた。
あだち先生パート
今回はまず「セミナーってこうやって活用するんですよ」という講義から始まった。
セミナー、参加して満足、情報聞いて満足してしまう人が多いが、セミナーが書籍より優れている部分ってこれですよとズバリ教えていただいた。
確かに…知識や情報を得るだけなら書籍やブログで十分だし、その行間というか、もっと見るべき部分あるぞというのを学んだ。
今後、聖帝関連セミナーに限らず、この視点を持ってセミナーを受講すれば勉強できることは増える…というか適切になる、と思った。
今までって結構ロスしてた…というか聴いて満足、参加して満足みたいなところあったなと反省した。
また今回、あだち先生の過去のお話が多く語られた。
あだち先生はこれまでも
「ギャンブラーだった」
「中毒だった」
と何度か発言されていたのだが、その実情について語る場面は少なかったと思う。
中でも特に「キャベツ1個」の話は壮絶だった。
そこからアフィリエイトはじめとして、独立に必要なマインドについてが語られていく。
中でも僕が勉強になったのは
「オワコンは実はオワコンではないかもよ?」
という視点だ。
インフルエンサー()達が
「XXはオワコン!次はXXが来る!」
とかをブログ・SNS・Youtubeで発信しているけれど、それってあなたがオワコンなだけですよね?というケースがあるということだ。
みんなが片手間でチャラチャラってやって稼げてたのが、稼げなくなった。
だからオワコン、という話なのではないかと。
そこをガチったら、可能性あるのではないか?という精神だ。
とはいえ、本当にオワコンなのかもしれない。
しかし、著名なインフルエンサー()が「オワコン」と言っているから、即オワコンと決めつけるのは早くないか?という意識を持つことが大切だ。
誰かが欲しているけれど、誰も紹介していないもの。
そこを解決するお手伝いをするから、アフィリエイターには報酬があるんだよ、というあだち先生の考え方、大変勉強になった。
そこが原理原則なんだ。
アフィリエイトという仕事の本質はそこなんだ。
ひいては発信活動も同じだな…と自分の活動に活かせる考え方だった。
聖帝パート
今回の聖帝の講義は大きく前半後半に分かれていた。
前半は「成功した事業・失敗した事業」、
後半は「SNSマーケティング虎の巻」
まず前半の事業の成功・失敗の分析は、直近の実例の紹介から始まった。
ラーメン屋の収支がかなり具体的に公開され、正直おののいた。
是非これはあなたの目で確かめてほしい。
次に、過去エピソードとして「文化祭事件」が語られた。
僕が知る限りだが、この情報は初出だと思う。
これは聖帝が大学生の時分に体験した強烈な体験のひとつだった。
是非聞いてほしいと思う。
そして「邪悪な奴とは仕事しない」というテーマも良かった。
天網恢恢疎にして漏らさずとはよく言ったもので、邪悪な者は小銭を得るけど、なんだかんだで信用を失って、退場していくんだなと。
特にこれから発信活動しようとしている人、駆け出しの人は、声がデカいだけのインフルエンサー()の小手先の教えではなく、こういう骨太な意識をもってスタートしてほしく思う。
そして後半は「SNSマーケティング」について、聖帝の実体験から奥義が語られる。
これは…決してネタバレできない内容なので是非聞いてほしいのだが、やはりここでも
「邪悪なやつ・ズルしようとする奴は結局は没落して消える」
ということがよくわかる。
その他、あまりネタバレできないので、キーワードだけ列挙していく。
- 影響力の「計算式」
- オナるな
- フォロワーの1%で…
- 渡殿ではなく大聖堂
- 1日5時間
- 毎日更新が逆にラク
- 発信者の「燃料」
この辺は特に発信活動を行っている僕にとっては非常にタイムリーな教えだった。
ヤコバシ感想
僕の場合だが、やはり聖帝のようにメガヒットするようなテーマではないことが今回の講義ではっきりした。
対象となるお客様候補の数がそもそも少ない。
聖帝の業績は、その条件を鑑みれば条件が十分に揃っていたし、発信者である聖帝の実力がそれに見合っていた
…というか、
皆の予想を上回っていた、
他者を圧倒していた、
というところが勝因だったと言える。
だからこの僕自身も、インフルエンサー()界隈から離れて、聖帝軍の末尾に加わったのだし。
そして僕が今回の講義で一番ガツンときたのは、
あの聖帝ですら1日5時間をコンテンツ制作に突っ込んでいたことだ。
僕はどこかで、聖帝はコンテンツが湯水の如く湧き出てきて、ちょっとキーボードを叩けば、名文がどんどんでてくるのかと思っていた。
だが、それは違った。
1日5時間使って、毎日更新。
僕は反省した。
そりゃ、1日1〜2時間程度では、週2くらいの更新頻度になるよなぁと。
(僕のことなのだが…)
そりゃそうだよな…聖帝ですら、1日5時間…しかもストック作りまでしていたとは…
そりゃあ僕の活動は進捗遅いわ…と猛省したのだった。
5時間…休日は10時間…
…ただただ、猛省しかなかった。
僕はいろんなものに時間を分散しすぎだと、第3回セミナーの時に後悔した。
…したはずなのだが、不動産関連の書籍読み、インプットは許していた。
その時は、スマートニュースやマイクラをアンインストールして、無駄時間を減らすという処置を行なった。
しかしながら、それだけではなくて、発信活動をするなら「インプット」すら贅沢な時間の使い方なんだなということだった。
かつての僕であれば、有り余る日中の仕事サボりタイムを使って、その両立ができたかもしれない。
しかし今はコロナのためアポイントの外出ができない。
(外部との接触控えろと言われているしお客様も同じくのため)
そのためエア・アポイントメントでの外出も使えず、オフィスに縛り付けられている。
しかもヒマなオッチャン達がウロウロしている環境だし会社PCでは堂々と執筆活動できないので(ログ残ったら危ないし、この暇な状態でPCカタカタしまくるのも不自然…)、
なかなか不自由な状況に陥っている。
そこにきてこの、聖帝でも5時間やってたという事実。
これをマネしていくなら、読書インプットは贅沢時間と言わざるをえない。
とはいえ…僕の場合は発信をメインにしても、たぶんそんな稼げないだろうから、不動産の勉強を主軸に据えていかなくては本末転倒なのかもしれない。
セミナーから明けて一日中、そんなことを考えていた。
突破力がねえなあ、と自分で自分を思う。
半端モンだ、僕は…
でも、そんなもんなのかもしれない。
そういう偉大な人たちの、偉大なカケラを少しずつもらって、半端モンでも時間かければ雇われ人卒業できることを示すのが、僕のミッションなのかもしれない。
分散しまくり、発信も中途半端、みたいな人でもいけますよ、ただし時間はかかるけどね、という実例を体現していこうと思う。
今回のセミナーの中で、あだち先生が言っていた。
「もう知ってしまったから、後戻りはできないんです」
そう。
雇われ人がくだらない生き方だともう僕は知ってしまったから。
もう、頭カラッポで雇われ人ルートを全力疾走は…できないんだ。
遅くても、非効率でも、登り続ける。
雇われ人卒業の、その日まで。
★Zoomセミナー感想記事リンク
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