会社と顧客に対する非モテコミット、ダメ絶対。

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夏バテ防止のために食べなきゃ!と思ってたら見事に+2kg、ヤコバシです。

最近、恋愛工学に関する知識が増えてきて、これってサラリーマンやってたり、営業の仕事してて顧客と直接やりとりする際に共通点が多いな〜と思ったことを書きます。

会社に対する非モテコミット
まず、非モテコミットについて軽く説明すると、モテない男が一人の女性に執着して、媚びへつらってご機嫌を伺いながら、それでも性欲が隠しきれずに女性にキモがられるという、いわゆる一途な男が陥ってしまう状態のことです。

ポイントは、「ひとつ」に執着してしまうところ。

これは女性に対してだけでなく会社に対しても同じです。

会社が一つしかないと思い込んで、この会社に捨てられたらオワリだ!と思ってしまうと、会社に媚びへつらう態度になります。正確には上司に対してですね。

そういう態度が会社に伝わると(正確には上司ですが)大変損をすることになります。

会社の場合は、キモがられるということはないのですが、なんでも言うことを聞くやつと思われます。

こう思われると、強度の強い搾取や、無理強いが降りかかります。

強度の強い搾取とは、いわゆるサービス残業です。
無理強いとは、転勤や異動です。

「会社はこの会社だけじゃない、何かあればすぐ転職してやるぞ」という気持ちを持っている者には普段からそういう振る舞いが染み出てきているので、強い搾取は行われません。

強い搾取があればこの人は即やめます。

会社も人を見分けて、コイツなら大丈夫、コイツは危ない、とは判断して行っています。

会社に対して非モテコミットするということは相手に、会社に、マウントを取られてしまうということです。

だいたい、会社に対して非モテコミットしちゃう人というのは、堂々とできる実績や、役割を果たしていないから、対等になれないのです。

なのでここは、実績を1日も早く出せるよう努力すべきです。

でも実績を出せたら、アツい手のひら返しでいきましょう。

もっと言えば、別に今の会社にこだわらなくてもいいじゃないですか。

僕の父も勤めてた会社が倒産して、タクシー運転手になりましたが何とか暮らしていけました。

裕福な暮らしとは言えませんでしたが、死にませんでした。

僕だって、もし今クビになったらまず営業の仕事探しますが、それでも見つからなかったらタクシー運転手やります。

僕の父ができたんだから、僕にできないはずはない。

生活水準を落として、再起を図る方法を探す
それだけのことですから、別に会社をクビになるのは怖くないです。

(ただ、今の会社は時給換算が良いので、良い狩場を失っちゃったな〜とは思う)

会社とはあくまでも対等!

上司なんかもっと対等!

先輩なんてもっともっと…

媚びる必要はありません。

ここで媚びるからストレスどんどん溜まっていくんです。

会社に非モテコミット、ダメ絶対。

顧客に非モテコミット
次は営業職において、顧客に非モテコミットしてしまうことについてです。

・大口既存顧客
・新規売り込み顧客

この2つに非モテコミットしがちです。

僕もそうでした。

大口既存顧客
既存客で大口の顧客は、先輩から引き継ぐので、僕の代で失うとかあったらヤだなと思いますよね。

ただしここも非モテコミットはダメです。

大口ということは相手は上場企業だったり、規模が大きい会社でしょう。
そういう会社は常に足元を見て価格を叩いてきます

正確には購買担当ですね。

購買担当者もヒトですから、叩きやすい相手と叩きにくい相手がいるのです。

もちろん、僕ら営業の立場としては「買ってもらっている」立場ですが、逆に購買担当は「売ってもらっている」立場なわけですね。

もし営業担当がヘソを曲げて、「もうアンタのところには来月から納入しない!永遠にな!」と言ったら、どれだけ困るか想像してみてください。

「あっそう、じゃいいよ、他から買うから」と言われちゃうような商売システムの会社は別ですが、だいたいの会社は独自の商品やサービス、調達ルートがあるでしょうから、それがいきなり絶たれるとなると購買担当は困るわけです。

※「じゃいいよ他から買うから」と言われちゃうような競争力のない会社は論外です。そんな会社に長くいる意味はありません。いずれ他社に取られます。

供給をストップされて困る会社が大半です。
なぜなら他から買うにしても品質のチェックや購買の契約の取り交わし、与信調査など時間がかかるわけですし、そんな面倒な大技を社内に強いるにはそれ相応の必要責任が購買担当にはあるのです。

ここで、「サプライヤーの担当者怒らせたから供給止められちゃいましたwてへw」では購買担当のメンツ丸つぶれですから、何とか言い訳してくるでしょう。

しかしもしバトルモードになったら、その購買担当の上司に電話して「こういう経緯で供給止めるからな!」ってチクってやればいいのです。

こう考えたら、もはや非モテコミットする必要はありません。

なくなったら自社内での自分の立場がない?それはもう前項の会社に非モテコミットするな!ですよ。

会社とも、客とも対等。

そのためには正々堂々と仕事する。成果出す。これだけです。

どこにも媚びる必要はありません。

まあ、媚びないと出世できない説もありますが、そんな評価で昇進させる会社、長くいても意味ないですよ。ストレス溜まるだけです。

新規売り込み顧客
次に、新規売り込み先の顧客。

ここも、何とか初めて使って欲しいので媚びちゃう営業マンが多いのですが、違うんですね。

僕も最初の方は媚びてました。
で、利用されるだけ利用されて、結局買ってもらえませんでした。

これも非モテコミットしちゃうことにより足元を見られちゃっているのです。

新規顧客に対しては「ウチこういうの出来るけど、オタクもやる?俺にはたくさんの既存がいて評判いいよ。興味あったら連絡してよ。じ
ゃ」くらいの温度でいいんです。

ここで必死になって「ぜひ御社に納入実績を作らせていただきたく!初回は無償で!」とか言うから利用だけされちゃうんですね。

ハイ駆け出しの頃の僕ですw

3日に1回は通ってましたね〜…
毎日通え!とか上司は言ってましたが…

これ完全に逆効果でした。相手に足元見られます。

非モテですね。必死でキモいです。
必死っていうのは相手にこちらの窮状を悟られます。

新規顧客に対して、訪問頻度が高いっていうのは実は成果に直結しにくい。
今はそういう時代ではありません。
お客様は営業マンに解決策を求めていますから。
過去記事:売れる営業になる条件

ただし継続的な接触はしましょう。
4半期に1回くらい、新情報をもたらしたり、近くに行くついであるから寄っていいですか?くらいの温度で継続すべきです。

ただしこの作戦&態度が取れるのは自分に十分な知識と経験がある場合のみです。

このいわゆる「実力」がないとただの無礼な営業マンです。

世の中の会社の多くは、新卒の新人によく新規開拓をやらせますがこれは無謀なことなのです。

新規開拓は経験積んだ中堅〜ベテランが行うべきです。
新人やってもマグレのヒット狙いなだけで非効率です。
むしろ会社の評判を下げることにもなりかねません。

既存顧客の世話こそ、新人にやらせて経験値を貯めさせるべきなのです。

もちろん、新規開拓は度胸も付きますよ?でもそれは新人の頃でなくてもいい

自社の製品やケーススタディを積んでから、そういうのに当たれば、鬼に金棒です。

僕の前職は脳筋系だったので入社2日目から飛び込み営業でしたねw

以上、非モテコミットを会社や顧客に行うと、悪い結果しかないですよという体験談でした。

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