お客様を選ぶのは大事だなと感じた話

※当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています

引っ越し業者さんを呼びました

僕は近々、引っ越しをしようとしている。早速、妻が引っ越し業者に連絡して見積もりをしてもらった。運び出すものの数や大きさ、新居の場所や階数などの諸条件を見積もる。

その見積もりの中、地味に重要なのが日取りで、平日、土日程度の違いは僕も予想していたが、大安や仏滅も値段が違う。なので、狙っていた平日が実は大安で、土日とかわりませんと言われおののきました。なんという合理性のなさ…。気にする人もいるから、そうなんでしょうなぁ…

そして、引っ越しやさんを呼ぶ前から妻は「相見積もりして、値下げ交渉する!」と張り切っていた。がんばってほしい。ただここで、ふと思った。

やられる方はたまったもんじゃないなと。

お客様の種類によって難易度が変わる

僕も化学メーカーで営業マンをしていますが、このような値下げ要請や相見積もりはあまりありません。なぜなら僕の扱う商品はお客様にとっての原材料であり、品質や安定供給が重視され、コストはまあ、アホみたいに高くなければ、他社とだいたい同じであればOKという感じです。

ここでポイントとなるのが、お客様が個人なのか会社なのかです。また、会社であっても余裕がある会社かどうかは分かれ目です。

我が家も、ただのサラリーマン家庭だから、引っ越し費用が安い方が助かります。なので相見積もりまでとって価格交渉する。これから、各社見積もりが出揃ったら、逆オークションみたくなっていく。

特に、この時期の平日は仕事が少ないらしく大変なんで今日きめてくれたら〜〜円にします!とか営業マンは頑張ってくれていた。その気持ちはよくわかる。この一件は、ぼくに大切な示唆をくれた。

お金ない人をお客にしたら苦しいぞ、ということです。せっかく現地に来て見積もりをしたのに、相見積もりをされ、さらに値下げ要求される…これはつらい。

しかも世の中に、そういう、相見積もりや価格交渉は当然みたいな風潮が蔓延してるから、それを見越しての高めの見積もりとか無駄な作業をふやしてるだけじゃないか?

武器屋がはがねの剣を安売りしなくね?僕はもともと値切りは全然やってなかった。なぜならゲームの武器屋や防具屋は決まった値段でしか剣や鎧を売ってくれないから。

現実の世界でだって、値下げに対して「いや、ウチは〜〜円じゃないと売らないよ」って言っている会社もあり、そういう企業は儲かっている。

ただそういう、ある意味強気な態度ができる条件ももちろんあるので、そういう条件の商品を見つけて値切りをしてこないお客様に売りに行きたいなと思ったのでした。

コメント