しかし営業マンという切り口で考えるならば、王道のファッションこそがおしゃれなのです。
わかってる人には必ず伝わるし、わかってない人にも感覚として洗練されているなという印象を与えられます。
そして高価なものを使う必要は全くありません。
なん十万円のスーツでも時計でも靴でも、上を見たらキリがありません。
どんな人が着てもサマになるのがネイビーという色なのです。
よく見てみると、警察官、飛行機のCA、鉄道職員…いわゆる制服を着る職業ってネイビーが多いです。
そういう背景もあり、ネイビーは仕事の色でもあるのです。
ネイビーと似た色でブラック(黒)もあります。しかしブラックという色は主張が強すぎます。
またスーツに選んでしまうと、喪服に見えてしまうこともあり、なんだか違和感を感じてしまいますね。
民間企業では例外的に銀行はブラックスーツを好みますが、それでもネイビーはハズレません。
特に若い人はブラックは似合いません。グレーも実は人を選びます。やはりネイビーはハズレない….!
基本なのに伸び代があるっていうのがすごいですよね。
ネイビーの中にも、色の濃淡やストライプ(細・太)とバリエーションがありますが、やはり基本は無地です。
体型にジャストフィットするものを選びましょう。
太っている体型を隠したくて大き目を着るという気持ちはわからなくなはないのですが、ジャストフィット命です。
厳しいことを言いますが、体型こそがファッションの土台でありますので、せめて中肉中背くらいまでの体型でいたいものです。
黒って地味だな〜と思うかもしれませんが、やはり黒はハズしません。ミスがありません。
茶系はミスが起きますし、使いこなすのが難しいです。もっと進んだ話をすると、茶系は靴のメンテナンスが難しいのです。
ネクタイを締めるならボタンダウンはやめましょう。
ボタンダウンはもともとがカジュアルな服装に使われていたものですから…クールビズのときはいいです!
色のついたシャツは、サックスブルーのシャツ、柄なら縦ストライプが使いやすいですが、後述の「遊び」として使うのが良いでしょう。
三種類の柄とは、レジメンタル・ドット・無地です(無地も柄です)。
そして色は< b>ネイビー・グレー・ワインレッドの3色です。
これらもハズすことはありません。営業マンのファッションはハズさないこと。
これが至上命題です。
無地も以外かもしれませんが、高級感がありおしゃれです。
あくまで私見ですが「チェック柄」は一見おしゃれに見えますが、それは罠です。
チェックはネクタイ単体で見るとおしゃれに見えますが、スーツと合わせるとなんともマヌケな姿になります。
スーツは「タテ」のラインを全体として持っていますので、そこにチェックのネクタイは、浮きます。
ワンポイントだけ遊びの要素を入れる
ここまで、無難で王道なスーツスタイルを提案してきました。
これでも、十分に基礎を抑えた営業マンとしては少なくとも損をすることがないスタイルが出来上がっています。
ここから、一歩踏み込むには、コーディネートの一箇所だけ、遊びを混ぜます。
例えば、
ネイビーの無地スーツ、無地ネクタイに、ブルーのストライプのシャツを合わせる。
無地ネクタイ、白ワイシャツに、ストライプ入りのネイビーのスーツを合わせる。
無地ネイビーのスーツ、白ワイシャツ、ドットのネクタイに茶系のベルトと靴を合わせる。
こんな風に、一箇所だけ、遊びを入れます。
ただし、遊びすぎは一気にダサくなりますのでご注意を。
私も社会人デビューをして、営業マンデビューをした頃は
何を買っていいのか全然わかりませんでした。
基礎の基礎を学び、そこに遊びを一滴、垂らすのがツウの楽しみ方なのです。
今回は入門編でしたので次回はより発展させていこうと思います。
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