※第5回セミナーの概要や、聖帝パートの前半までは前回の「前編」をご参照ください。
さて後編と銘打った本記事では、聖帝パートの後半となる
「ラーメン屋騒動」についてが語られた。
この事件は非常にタイムリーな出来事だったので、聖帝も取り上げざるを得なかったとのこと。
以下、ネタバレしない程度に概要を説明していく。
ツイッター、ざわつく
ZOOMセミナーは10月17日であり、それを間近に控えた15日ごろから、聖帝ツイッターがざわつき始める。
いっぱい目。
いまいち。パンチ弱い。香りも無い。味が落ちてる。。マジかよ。。
こりゃあ先生がたのダメ出しが怖い(ガクガク) pic.twitter.com/s5rcO9Mjb7— サウザー (@Fist_of_Phoenix) October 8, 2020
10月8日には、「味が落ちてる。。マジかよ。。」とラーメンの味に失望する聖帝サウザー。
卓上調味料の容器も入れ替えしたいとずっと思っていた。
市販品の卓上調味料だと、減りに気づきにくい。
てな訳で買ってきた容器のシール剥がし。この後テプラで説明書きしようかな。
だいたい今の店だとシール剥がさずにテプラも貼らず雑にやってたが、そう言うのは今後は許さん感じで。 pic.twitter.com/x6mfmZe8bq— サウザー (@Fist_of_Phoenix) October 15, 2020
15日には「雑にやってたが、そう言うのは今後は許さん感じで。」と憤りが滲み出るツイート。
これも改革の一環。
お客さまに申し訳ないなあ。 pic.twitter.com/KKvcjoc3Dy— サウザー (@Fist_of_Phoenix) October 15, 2020
同日には「お客様に申し訳ないなあ。」
「俺は部下をぜったいに守る」
と言う中間管理職の言葉が全く信用できない様に
「死ぬ気で働きますヤル気あります」
と言う気合と根性アピールの人間も、結局ちゃんと仕事する奴って見た事無いぞ記録、を、僕は絶賛更新中だわ。
決定的に認知が曲がってて、現実を現実のまま見れない病気なんだと思う。— サウザー (@Fist_of_Phoenix) October 15, 2020
「死ぬ気で働きますヤル気あります」に対する底知れぬ嫌悪の念。
そして窓ガラスについても
窓も拭けよwwwww
なんでこんな汚えのよwwwww pic.twitter.com/2BzASUF9p2— サウザー (@Fist_of_Phoenix) October 16, 2020
そして僕的にフィニッシュブローだったのがこのツイート。
飲食店は放置するとウジが沸くね。まあ放置してた僕が悪いんだけどな。故に僕は裏切られたとは思わない。長くネタにして供養したい。
みんな見てくれ!
これが「寝ずに働けます」「俺の人生賭けます」「24時間仕事のこと考えてます」と、豪語していた人間の本性であり末路。
今週のzoomで紹介しよう。— サウザー (@Fist_of_Phoenix) October 16, 2020
このように、聖帝が自分のラーメン屋の至らなさをツイートし始めたのだ。そして様々なパーツが組み合わさっていく。
状況から察するに、ラーメン屋を任せていた社員が、どうやらやらかしてしまったらしい…
いや、というよりも…
やるべきことをやっていなかったのだろう。
また、ちょっと前、8月末に「まぁ相手に完全に理がありましたわ」というツイートを目撃して、何か事件が起こっているのではと雰囲気を感じ取っていた。
今、超絶大ピンチの絶体絶命に追い込まれる事件が起こって、口八丁でなんとか首の皮一枚繋ぎとめ、決死の挽回策を実施している所。
いやー血圧が上がって気持ちがいいなあ。納税して低血圧でぐったりだったのが、いい気分ですわ。
弁舌スキル持っててよかった!(^^)— サウザー (@Fist_of_Phoenix) September 30, 2020
昨夜、臨時のzoomミーティングを実施。
一昨日、すわバトル勃発と腕まくりして出ていった僕だが、結果、こちら側の非と至らぬ点を懇懇と諭されて終了したのだが、その経緯を、関係各位へ報告した会であった。
zoom画面の絵面が完全に柱合会議で、聖帝産屋敷家の柱たちが集結していてまあド迫力だった。 pic.twitter.com/itsLPak3J1— サウザー (@Fist_of_Phoenix) August 23, 2020
まあなんつーか、部下の尻拭いと言うか僕自身の不徳もあるんだけど、色々とぬぐってる最中でして、今思うと勤め人の頃の上司はみんなこう言う事件からは逃げてたなあ、と。危機において部下を助け守るからこその親分なんだと思うがね。
勤め人の場合、適性や資格が無くても年次で親分になるからな。— サウザー (@Fist_of_Phoenix) August 21, 2020
ここ最近ずっと低血圧気味で憂鬱だったんですが、とある問題が勃発して、いい感じに血圧が上がって気分が爽快になってきました。良くも悪くも人生には「刺激」が無いとダメなのかな、と思う訳です。
弁護士、医師、経営者、ラーメン店主、各分野の達人たちから続々と知見が集まってきて、本当に感謝。— サウザー (@Fist_of_Phoenix) August 21, 2020
このようなツイートが8月末くらいからたまに顔を出してて、聖帝チームに何か不穏なことが起こっていることを、詳細は知らずともなんとなく察していた。
なんかやばいんじゃないかと。
事件が起きているのではないかと。
そして冒頭で引用した10月8日から始まる、ラーメン屋の惨状写真のツイート…
伏線は繋がってしまった。
これを、とあるファンが「キャンキャンの乱」と名付けた。
キャンキャンとは、仮名である。
聖帝パートの後半は、この「キャンキャンの乱」について、ドキュメンタリー形式でお話が始まった。
ほんの数日前の出来事。
闘いの余熱冷めやらぬうちの語りであった。
憶測で語る人々
また、この15日のラーメン屋の惨状ツイートに対して、このような意見も寄せられた。
本業は最低限で副業積み上げて独立
サウザーラジオの内容を忠実に全うしてるやんwむしろ優秀やろその社員wwww
「僕が悪い」っていう割に永遠社員の文句言ってるし、俺はダメだと思ったけど知り合いの紹介だから採用したとかも含めて
めちゃ他責マインドじゃね?ww典型的なダブスタだわサウザー氏
— サチコ・オブ・ジエンド (@sachiko_the_end) October 16, 2020
他責マインド全開でしたね。
ダブスタですよね。
他人のことはいくらでも偉そうに言えるけど、いざ自分の身に起きると冷静さを失ってしまう。
ある意味、全く普通のことなんだけど、やはり人物としての器が普通だったことが垣間見えたエピソードなんだと感じました。— pin (@pinnn555) October 17, 2020
放置して社員に丸投げして、他責思考では?という指摘だ。
確かに、これまでツイッターでのみ公開されてきた無料の情報だけ拾えば、そのように解釈できぬこともない。
クラファンのブログ、軍曹の白熱教室、加藤ひろゆきさんのインタビューを聞いていくと、背景がわかってきて、そんな表層的なことでないことはわかる。
しかし、残念ながらそれらの情報は有料の領域に含まれているものであり、聖帝ライト層には先述のような表層的な情報しか入らず、したがって他責思考の丸投げ社長、という評価を下しても致し方ないことなのかもしれない。
そしてこのようにエラソーに語る僕もまた、半分も実情を知らなかったのだ。
そもそも聖帝自身はラーメン屋をやるつもりはなかったこと。
キャンキャンが見せた気炎と、突っ走った数ヶ月。
折悪くコロナが蔓延し、開店するかどうか悩みに悩んだこと。
聖帝は、大変な苦慮をしていたことを、裏話として今回初めて話したのだった。
白鳥は、優雅に水面を進んでいくが、その水面の下は、必死の水かきバタ足をする。
そうして苦慮と、何百万円という資金を投じてスタートしたラーメン屋がどのようにスタートし、発展し、そして今回を迎えたのか。
その真相が時系列も含め、裏話も含め、詳細に語られる。
あだち先生も「じゃオマエこの荷物入れ舐めてみろや!」と激怒したり、
聖帝も「いいよ。君のいう通りにしよう。やってみろ!」と許容したり、
軍曹も「蓋はしますね笑」と言ったり、
それはもう…それはもう。
嘘偽りないドキュメンタリーだった。
愛などいらぬ!?
そしてクライマックスシーンは、こちらも胸を締め付けられる内容だった。
「胸を締め付けられる」とは陳腐な表現かもしれない。
しかし実際に、聖帝の立場になりきってみると…これ以外の表現が、語彙が、思いつかない。
聖帝サウザー師匠は2013年、金融日記におけるそのデビュー作「愛などいらぬ!」において、女性に対して「愛」を捨て、聖帝サウザーとなった。
それから7年が経ち、今度は社員…というか、弟子に対して、教え子に対して、一種の裏切り…いや、すれ違いが起きてしまった。
本セミナーの聖帝の談を聴くにつけ、こちらの胸にも染み入ってくる気持ちは同じく、悲しみだ。
ちなみに僕は、これだけの状況を味わっておきながら人遣いが難しいとか嫌になったとかそう言うの一切無い。
裏切られたとか、許せねえとか、その類の感情も全く無い。
あー、また社員募集しようかなあ、人採用しときたいなあ、ぐらいなもんですわ。ちなみに弊社の利点は確実に童貞を卒業出来る事です。— サウザー (@Fist_of_Phoenix) October 16, 2020
なぜこうように聖帝が考えているのかといえば…それは是非とも、あなたの目と耳で確かめてほしい。
聖帝サウザー師匠は、世の中に蔓延るインフルエンサー()とは格が違う…というか同列に語ってはならないことを、今一度、深く理解することができるだろう。
聖帝、陣頭に立つ
そしてセミナーが明けて、聖帝サウザー師匠は、再び厨房に立った。
今日は一日じゅうラーメン屋詰めてる。zoomセミナーの翌日は寝ていたかったがそうも行かない。
「ラーメン美味しかった!」
「いつからやってるの?」
などなど、お客様から声かけられる場面があり、スタッフは
「こんなこと今まで無かった!」
と驚いている。
あと女性客が増えた。いい兆候だわ。 pic.twitter.com/Lqb5mzfz3S— サウザー (@Fist_of_Phoenix) October 18, 2020
さて、今日も今日とてラーメン屋。
スープの仕込みを見直して味も一段向上したと思いますわ。特に鶏王(塩ラーメン)。今日、豚骨の仕込みなんで、より美味いものを作りたい。
なんか原価削減のためとかでスープ少しずつ薄くしてたらしい(意味不明、、)とかで、そう言うのマジ止めよう、と言う方針です。 pic.twitter.com/3phgLIIHBS— サウザー (@Fist_of_Phoenix) October 23, 2020
その様は、まさに改革。
というか、当たり前のことを当たり前に実行すること。これに尽きる。
軍曹のオーディオにもあった。クロスを張り替えるのではなく、徹底的に掃除をしてください、と。
机や椅子はボロくてもいいが、掃除だけは気合を入れろと。
そして肝腎要のラーメンの味。これだけを頼りにしてやっていけるのがラーメン屋なんですと。
軍曹殿の教えが頭に蘇ってくる。
そう思えば、
「この荷物入れ舐めてみろや!」とか
「ハイターの空きボトルが転がってた」とか
「窓も拭けよwww」とか
「蓋はしますね笑」
という指摘の重大さがわかってくる。
ここまで読んで、大体のあらましは掴んでいただけたと思うが、正直、僕が書いたこの文書の内容では聖帝の伝えたいこと、真の気持ちの3割も描写できていない。というか客観的な事実を無料の範囲から抜き出してきただけである。
だから、真に知りたい人は、少しでも聖帝に疑念を抱いた人は、是非ともこのキャンキャンの乱のあらましを聞いてほしい。
誤解が晴れることをお約束する。
★Zoomセミナー感想記事リンク
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