2020年8月1日19時より、第3回の聖帝Zoomセミナーが開催された。
第1回、第2回に続き、第3回もネタバレしない程度に感想を書き残しておく。
正直、今回は自分的には図星オブ図星で耳が痛い回でもあった…
セミナー進行順に感想を書いていく。
もぎじゅん先生パート
前回に続き2回目の講義。
主題は「意思決定と成功・失敗確率」についてだった。
あまり詳細をネタバレすることはできないので、抑えた感じで述べる。
これが意味するところは、麻雀で例えるならば、いわゆる「ワンチャンス」の牌を切る、という話である。通る可能性は高いが、放銃してしまう可能性もゼロではないようなこと。
もしくは、ラス牌の「東」を切ったらそれが国士無双にアタるとか、
メンツ選択をしていて、待ちが少なさそうな(既に切られていて枚数が少ない)メンツを切ったら、次順にそこの待ちをツモっちゃう、とか、そういうことである。
これらの判断は、確率論的には適切と言える。しかしながら、ゼロではない確率の要素によって裏目に出てしまったのだ。
このようなときに、「あぁ〜失敗した!こっちを切ればよかった…」とクヨクヨしては進歩はないし、メンタルが病む。自己肯定感が下がる。
そうではなく、「判断は正しかったが、成就しなかった。試行回数を増やそう」と思うことによって、次のアクションが取れるようになる。そして試行回数を増やしていけば、その期待値が高いであろう選択をし続けることで、徐々に収束していくという考え方が大切だ。
先の麻雀の例で言うならば、メンツ選択をして、裏目に出てしまうことがあるかもしれない。だが、裏目に出ないこともまた多いはずだ。51:49でも、回数を重ねることで結果は良い方に偏っていくはずである。
そのためには精度をあげることが必須になるのだが…ここはネタバレできない部分となる。
もぎじゅん先生のこの考え方を身に付けられたら、アンコントローラブルな不確実性に、メンタルを病まずに立ち向かっていくことができるはずだ。
支那そば軍曹先生パート
セミナー題名は「地を這う者に翼はいらぬ」。
メチャメチャかっこいいし内容が気になると思う。すこ〜しだけネタバレすると、地を這う者というのは、意識低い者のことである。
しかしながら、世の中の大半は意識低い者でもある。
自分が好きなこと、得意なことを活かしてバリバリ仕事して、毎日エネルギッシュに働いて、人生楽しいです!世の中をもっと楽しく!私が変えます!というキラキラ感。
こんなものは…大半の人には、ない。
世の中には、そういうキラキラ感で夢を見せてくる人、メディアが多いがちょっと待てよと。
キミそんな意識高いの?だいじょうぶ?というのが今回の軍曹殿のメインテーマだった。
そうだ..そんな高尚でキラキラした希望はないぞ…
ただ雇われの身が不自由だとか、嫌だとか、楽しくないとか、そんな理由も少なからずある。
「これがメッチャやりたくて、そのために勤め人やめます!!」という人はそもそも勤め人なぞになっていないし、なっていたとしても本当に期限つきでサッサとやめているはずだ。
となれば、残る我々は、「嫌だけど仕方なく勤め人続けている勢」ではないだろうか。
ではそんな意識低い勢はどうすれば良いのか?を軍曹殿は話してくれた。
減速して生きつつも、生活費はちゃんと稼ぐにはこうしろと。
軍曹殿の講義を聞くと、いつも肩の力が抜けてありがたい。良い意味で、肩の力が抜ける。自分で自分に高いハードルを設置しがちな人が多い中、このような考え方やエピソードの数々は、勇気をくれる。
実は何回でもやらかしても大丈夫なのだと。
僕らは「失敗」に対して極度のアレルギー、いや食わず嫌いをしすぎなのだ。
それを経験者が語るから、また説得力アリアリなのだ。
あだち先生パート
今回は聖帝セミナー系では初と思われる、アフィリエイトのノウハウにフォーカスした回だった。
これまでは「凡人は強化凡人を目指せ」という内容の、いわばメンタル面での指導が多かったが、今回はガッツリノウハウ系だったと感じた。
とはいえ、その根底には「なんでそもそもアフィをやるの?」という、見落としがちだが最も大切な問が含まれている。
そもそもなんで勤め人卒業したいのか?
そもそもなんでアフィリエイトなのか?
ならば、その「そもそも」の理由を叶えることができているのか?できそうか?を今一度考える必要があるだろう。
そこで今回は「時間」の確保には外せない「外注」「広告」についてが講義された。
アフィリエイトというと、根性で自力でサイト構築しまくり、記事書きまくり、みたいなイメージがあると思う。つまり一人作業ということだが、これは自分の時間も大量に使う。
それをクリアするためのこれらの手段を講じていくわけだが、そこにも落とし穴が満載なのである。
もちろん報酬を支払う必要があるし、それを含めての算盤勘定が必須だ。
あだち先生も仰っていたが「外注のノウハウはみんな隠したいから超秘密にしてた」とのことで、今回のセミナーを聞けた駆け出しアフィリエイターの人たちには非常に貴重なノウハウとなったのではないだろうか。
商売ガタキになるかもしれない人達に公開してしまって大丈夫なのか…?と思うような内容だった。
聖帝サウザー師匠パート
聖帝サウザー師匠のセミナーは、一貫して「自分の勤め人卒業に実際に役立ったノウハウ」とのことで、実際に、2018年からのセミナー内容はその通りの内容だった。
それも、毎回がほぼ独立したテーマであり、重複が少ない。
これが聖帝サウザー師匠が青春の全てを捧げ研究し、20代を費やして編み出した奥義なのだ。それをこうして教えてもらえるというのは相当なショートカットであると思う。
もしこのセミナーを聞いていなかったら、いや聖帝に出会っていなかったら、自力でこれを編み出すことはできなかったと思う。
そんなアツい想いは「聖帝まみれの2年間」シリーズに込めた。
ネタバレを避けつつ、言い表すならば、「こういうヤツはいつまでも勤め人卒業できません」という厳しいのだが、あまりにも正論な教えであった。
僕は正直、かなり当てはまってしまった。
どでかいハンマーでフルスイングされて吹っ飛んで壁に叩きつけられてめり込んで、破片がパラパラして吐血してる感じの気持ちになった。
迅雷爆裂打を直撃で被弾した。
そんな僕はセミナーが明けてから今日一日、反省というか、これまでを振り返っていた。
なんというか…自分に言い訳をして、徹底できていないことが多かったな。
やったほうが、いろいろ円滑になったりすること。
周りに妨害されなくなるためにやったほうがいいこと。
それらは必要な廻り道でもあったと、あったはずだと。
そう僕は思ってやってきた。その判断は不正解ではなかった。
…と思うのだが…最低限で終わらせることもできたのに、過剰にやってしまっていたのではないか?とも思った。つまり、やりすぎちゃってたかも?ということが多かった。
今回の講義内容、聴いた人々は僕と同じく心を打ち砕かれつつも「そこまでは…ちょっと徹底できないっす…」と思っちゃう人もいたのではないだろうか。僕もそうだ。
しかし聖帝サウザー師匠の仰ることもまた、正論オブ正論である。
ぐうの音も出ないほどの正論だ。
しかしながら、徹底できる心も、環境もないとなったら、もはや諦めるしかないのか?と一瞬、僕も絶望感を感じた。
…が、一日考えた結果、こう思うようにした。
聖帝サウザー師匠は天才である。その上、最短距離を進んでこられた御方だ。
一方で僕は凡人な上に、いろいろなハンデキャップ(既婚、首都圏住みとか)やそれに付随する「遅れ」もある。
今から全てを投げ打って、聖帝の示す最適解・最短経路を選んでいくことは、ちょっと難しそうだ。
それは状況的な材料だけではなく、自分の「心」による制限も受けている。
こう書いてしまうと自分の器の小ささ、粒の小ささにまたもや絶望する。
…しかし、それで終わらない。
そういうハンデがあっても、心が弱くて徹底できなくても、それでも僕は前進しようと思う。
このブログのタイトル「人生、ガード前進」というのは、まさにこれを表している。
ガード前進は、モンハンのランスのアクションである。
盾を構えた状態で前進するのだが、少しずつしか進めない。しかしながらそのガード性能は高く、簡単にはやられない。
ただそのガード前進の歩みを少しでも速めるには、やはり余分な荷物はなるべく少なくしたほうがいい。
先ほど僕は聖帝サウザー師匠を天才と述べた。
その天才をそのままジャンクションすることは、どうやら僕にはできないらしい。
…だからといって、あきらめない。
その天才のエッセンスをひとつでも、少しでも取り込む。遅くても、追いかけ続ける。
そんな決意を新たにさせていただいたセミナーだった。
これらのことは、聖帝サウザー師匠がご自身でやってきたことだから、こんなに説得力がある。
僕を壁にめり込ませてくれる。
もし仮に、勤務先の上長に同じようなことを言われてもここまで響かなかったと思う。
僕も自身の執筆活動を進めなくてはいけない。
営業に関するサイトもまだ完成してないし、そのあとそのサイトをベースに書き下ろしの電子書籍を作って、同人誌的に紙書籍化する計画が全然進んでない。
不動産の勉強だって、まだまだ不足している。
だから…とりあえずマイクラをスマホからアンインストールして、ゴルフの練習を少なくしていく所存であります。
(お叱りを受けてしまうかもしれませんが、ゴルフ練習ゼロにはできないんす…ハイ…遅れるのはわかっております…)
またユルんできたらセミナーの手書きメモを読み、この記事を自分で読み直して、ハンマーで壁に叩きつけられてめり込んで吐血して反省しようと思います。
待て、次回!
次回のセミナー日程、早くも決まった。
次回は9/5(土)予定とのこと。
今回のセミナーは3,850円(税込み)だったのだが、相変わらずZoomセミナーはコスパが高すぎる。繰り返すが、移動しなくて良いところと、他の受講者と絡むというコワさがないのがとてもよい。
もし今回、このように耳に痛いセミナーを聞けなかったら、どうなっていたんだろう。
ユルんでいた精神を束ね直してもらった。
次回のセミナーも震えて待つ!!
★Zoomセミナー感想記事リンク
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