えらてん動画にちょっと出れた

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日記

えらてんさんの動画にちょっと登場

2019/5/6のえらてんさんの動画にわたくしヤコバシの名前が登場し、うれしかったので記念の記事を書きます。

その動画がこちら↓

イケダハヤト(イケハヤ)と唱えるだけでユーチューブやブログのPVが10倍になるってマジ?

最初から聴いてもらった方がわかりやすいのですが、2:13から僕の名前を呼んでもらってます。

ですが、正確には小塚井 呉也さんの記事

イケダハヤト氏の”ものすごい・驚愕の”活用法

この小塚井さんの記事に僕の記事が登場し、それをえらてんさんが読んで、動画にした、という内容です。このように間接的ではありますが、僕の名前を呼んでもらいました。

単純にうれしかったです。ありがとうございます。

バズった本人の気持ち

しかし僕は、ちょっと複雑な気持ちでいます。なぜなら、僕は当時、この「イケハヤの活用法」を意図して記事を書いたわけではないからです。僕は当時、本心からイケハヤさんに失望して、ガッカリしたその純粋な気持ちをキーボードに叩きつけて記事を書きました。それが「巨星イケハヤ、堕つ」でした。

それが著名人の皆さんにRTされ、翌朝5万PVになって、おののきました。4ヶ月ほど経った今でもなお、毎日20PVくらいあるので、このご利益は確かにあるのでしょう。

僕は当時、1,000PV/月程度でしたので、50,000PVというのは異次元の体験でした。その時、僕にも欲が湧いてきて、この期にもっとPVが稼げないか?と思って、続きを2本書きました。この記事もたくさん読まれ、感想もたくさん頂きました。書き手として、純粋にうれしかったです。

小塚井さんの仰る通り、イケハヤさんという鉱脈を掘り続けたら、一定のPVは取れるんじゃないか、と僕も思いました。そして、1週間ほど経つとさすがに騒動も収束してきて、僕のブログPVも平常運転に戻っていきました。そこでちょっと寂しい気持ちになりました。でもわかっていました。僕はイケハヤさんのネームバリューを一瞬、借りたに過ぎないのだと。

では…もう一度書いてみるか?と、選択を迫られました。

僕は悩んだ末に、イケハヤ批判路線を選択しませんでした。正直、かなり悩みました。

イケハヤ評論は麻薬

なぜなら、その路線で進み続けたら、僕は「イケハヤ批判の人」として知られていくだろうと思ったからです。実際、そういうアカウントの人もたくさんいます。それはそれで良いと思います。気持ちはわかります。しかし、僕のこの「ヤコバシ」というアカウントは「雇われ営業マンからの脱却」を目標として始めたので、その方針を手放したくなかったのです。

PV、そして収益を追いかけるならば、僕もイケハヤ批判アカウントの一員となり、火の玉ストレート記事を量産するのが最良でした。きっとPVをたくさん稼げたでしょう。でもそれをこのアカウントでやってしまったら、軸がぶれてしまうと思ったのです。

  • イケハヤ評論家になり、知名度を上げるか。
  • イケハヤ評論をやめて、独自路線をとるか。

市場の要請を受けてマーケット・インの路線で進むならイケハヤ評論家になり火の玉ストレートを投げ続ける道が最良でした。実際、この4ヶ月でスキルシェアサロン(旧・脱社畜サロン)の会員数は3,000→500以下になっているわけですし、ネタは豊富で、僕は何度も…本当に何度も…イケハヤ批判記事を書きたい衝動に襲われました。イケハヤさんがやらかしているたびに、「あぁ〜イケハヤ批判記事、メッチャ書きたい…」という衝動が湧き上がってきました。

さらに、イケハヤさんだけでなく、その取り巻きも掘りがいがある鉱脈揃いでしたので、ウズウズしていました。批判記事を書きたくて仕方がありませんでしたが、何とか、こらえました。

イケハヤさんを使ってPVを得るのは、書き手にとっては麻薬に近いと思います。

イケハヤさんを使えば簡単に、瞬間的にPVは上がりますが、書き手としての誇りは、汚れます。濁ります。もともと、炎上系や物申す系であれば、それも良いでしょう。しかし僕はその路線を選択しなかったというだけですので、良い悪いはもちろんありません。

僕はマーケット・インではなくプロダクト・アウトを選びました。確かに、マーケット・インのイケハヤ批判記事の方がPVはすぐに稼げるのでしょう。しかし僕はもともと、雇われ営業マンは売ることしかできないから、創る側に回りたいと思って、活動を始めました。ならば、プロダクト・アウトこそ僕がとるべき道だろうと、熟考の末に決めました。

ですが正直、イケハヤ評論家の道も、かなり魅力的でした。ネタには事欠かないし、あれだけのヘイトを集めているのでアンチが多く、簡単にPVが稼げそう。広告がつけられたらお金も稼げそう…そんな欲と戦いました。

イケハヤ批判の体勢をとると、記事の構想がドンドンが湧いてきちゃうのです。ちょっと自己嫌悪ですが、これが僕の特性なのでしょう。でもそれに流されたら、僕が真に発信したいことは発信できなくなります。

僕がやりたいこと:ブラックの根絶

僕はブラック企業に新卒から3年いて、大変苦労しました。いくら働き方改革が推進されようと、営業職というのは基本的にブラック要素が多い職種です。でもそのブラックさは、営業マン個人の責任は意外と少なく、属する業界や市場、会社の方針が原因だと気がつきました。

大本営である社長や幹部が、無茶な戦いをし、装備を強化しないから、現場で戦う兵隊(営業マン)は大変で、ブラック環境になるのです。みんな、そこから脱したいとは思いつつも、どの業界を見回しても、営業マンの求人はブラックだらけなので、あきらめてしまいます。僕も最初はそうでした。でも、本当に数少ないですが、ホワイトな営業職ができる業界があります。それが化学業界です。その根拠はこちらで書きました(コスパ良い企業の探し方)。

僕はこのブログと、もうひとつのブログ(文系MARCHの転職)を通じて化学業界のマッタリホワイトさを発信し、ブラックで苦しむ若者を呼び込んで転職の受け皿にしつつ、化学業界を発展させたいと思っています。そしてブラックを人手不足で減らせたら日本のためになると思っています。

ブラック企業は、ブラックでいないと死んじゃうという、哀れな企業です。市場から淘汰されかかっているので、儲かりません。これらを淘汰させるには、中にいる人が頑張らないこと、辞めることが最善です。社員が頑張っちゃうから、ブラックが生き延びてしまいます。サービス残業の未払い賃金が、そのまま会社の運営費になっているのです。

また、ブラックはいくらでも抜け道があるので労基署の指導も効きませんし、そもそも内部告発がないと労基署は動けませんので社員を洗脳すればガサ入れすら起きません。今ブラックで苦労している人は、この洗脳からも抜けなくてはなりません。その辺についてもブログで書いています(ブラック洗脳を解く 推奨書籍)。

イケハヤ評論家は、あきらめる

その辺のことをブログで発信したいので、わたくしヤコバシは、イケハヤ評論家になってはいけないのです。別アカウントで評論家になるのも手ですが、時間が足りませんし、あんまり叩くのも可哀想なので、っていうかもう関心がないフェーズにいるので、やっぱりやりません。

また、すぐにサラリーマンを辞める方向に誘導するイケハヤ流派と僕は相容れません。僕はブラック→ホワイト→資本蓄積→収益基盤を複数作る、という、ここまでを示したいと考えています。ここまでが出来た時に、サラリーマン+副収入の道を継続するもよし、サラリーマン卒業し自営の道も良し、と考えています。

そのため、まずはホワイト企業に所属するのが全てのトリガーとなります。ホワイト企業であれば、サラリーマン適正のある人であれば余裕で続けていけます。

話が脱線しましたが、ただ、大好きなえらてんさんに取り上げてもらってうれしかったな、という記事でした。

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