先週~今週、あまりブログが更新できずフラストレーションがたまっている。なぜこんな事態になってしまったのか考えた。そして、いつも読んでくださる読者の皆様への感謝の意を表す日記オブ日記な記事。
ゴルフ冬眠から醒める
1-2月の厳寒期はさすがにコースに出る人は少ないが、2月下旬ごろから冬眠から醒める動物のようにゴルファーは活動を開始する。僕の周りのお客さんや友達もうずうずし始める。もちろん僕もそんな感じだから誘いにはすぐ乗っちゃうのであった。3つのグループから誘われたので、3週連続ゴルフになるという事態に。今シーズンはペースが早いスタートだと思う。なんだかんだで明日で2019年は6ラウンド目になる。全然冬眠してなかった。
このハイペースはお客さんと行くのが増えたことと、社内の偉い人々に欠員が出たらピンチヒッターで入れてもらえることが増えたから。自分の親みたいな役員さんとプレーするのはとても新鮮だ。
店番店番アンド店番
僕は化学メーカーの営業マンなのだが、相変わらず店番が忙しくなってきた。店番とは降ってくるタイプの仕事だ(参考記事:営業タイプ5分類)。もう僕は何度も書いているけど雇われ人の仕事など大して頑張りたくはない。だが、雇われ人であるがゆえに店番はしっかりやらなくてはならない。
含有物質の調査依頼、食品包装に使えるのかとか、廃番の推進だとか、ホントにもう店番である。まぁ…会社は、僕に店番的な役割を期待して雇っているのだから、そのはたらきはキッチリやっておく。バイトの気分。
真の営業マン=宣教師
僕が考える、真の営業、真の仕事は宣教師型の営業活動だ。単なる売り子や店番でもないし、渉外でもない。
2年前からお客さんと共同開発で取り組んできた、そのような宣教師的な属性のある仕事がようやく最終段階に入った。おそらく4月には量産化が成功し5月から僕の数字は増えていくだろう。それで2019年度の営業成績はバッチリである。
新たな用途、市場を開拓できるニッチな商品で、僕も実用化を楽しみにしている製品だ。この製品は、一般消費者に直接買ってもらうものではなく、プロが使う材料に使われる。無駄を大きく省くことができる画期的な商品になる。年間、何千万円もの費用・人手・時間を使っていたことを、ピシャリと止められる商品だ。こういう仕事は、雇われ人であっても楽しく感じる。
そしてうまくいけば、秋頃にはもう一つのビッグプロジェクトも佳境に入る見込みだ。今までとは全然違う、畑違いの材料を扱っていた業界が舞台だ。そこに僕が得意とする材料を紹介したら「そんな良いものあるの!?」となって早速、実証に入ったのだった。もちろん、業界初の取り組みなので実験もたくさんする必要があるし、自社としても初めて量産化する製品なので製造安定性のチェックと実験も必要だけど、技術部がうまくやってくれた。こちらも宣教師的な仕事で、大きなインパクトを与えることができそうだ。
そうこうしていたら昨年末にまたデカめの案件が釣れてしまって、これはまた2年くらいかけてのビッグプロジェクトになる見込みだ。この仕事も、従来の用途・材料を大きく飛び越える性能を目指す画期的な商品になる。
こうして書き連ねていく中で感じた。なんで僕はこんなに忙しくなってしまったのか…?
ガラパゴスな化学業界
なぜこんなに案件がたくさん取れるのか、考えた。
僕が思うに、化学業界が使っている材料は30年前と変わっていない事が多々あるからだと思う。そこに僕みたいな売り子スピリット・宣教師を目指す営業マンが行くと、一気に最新仕様になる。
「それって普通じゃん?」と思うだろう。僕もそう思っていた。しかし化学業界をナメてはいけない。ビックリするくらい旧式で今も問題なく回っているから、進化する必要性がないのだ。平成という元号が、あとわずかで終わるこのタイミングであっても、昭和後期に決まった製造方法がいまだに現役なのが化学業界なのだ。それほどに化学業界は底堅い。
他の業界でそんな事はあり得ないと思う。化学業界はガラパゴス化していると僕は感じる。
それはなぜなのか?と考えたら…
やっぱり人がいないのが原因だと思う。化学業界はオジサンどころかおじいさん(65〜)が現役であり、若者が全然いない。だから新風も吹き込まないし改革しようという気概も弱い。そんな環境でも十分やっていけるのが化学業界。これはすごい事だと思う。
18時でほとんどの人が帰るような会社がスゲー儲かっている。これは僕の勤務先だけではなく、優良な化学メーカーはみんなそんな感じだ。給与は金融みたいに爆発的にはもらえないが、500万は割とすぐにいく。僕は29歳、転職3年目で到達した。
別に僕がすごいのではなく、そういう給与テーブルになっているからにすぎない。歴史ある会社には年収テーブルがちゃんと存在している。僕は前職で社長ワンマンの自称ベンチャーに入ったが(全然ベンチャーじゃないただの中小企業だったが)そこは年収テーブルがなくて、成績良ければ年収多くもらえるが成績悪いと年収もダウンする会社だった。しかもそのさじ加減は社長の気分次第であった。年収テーブルがあるというのはとても安心なのである。
年功序列、大いに結構
年功序列はクソみたいな風潮あるがそれはサラリーマン稼業に全力フルコミットする場合だけであり、マッタリしたい人や僕みたいなサラリーマンを稼業と割り切っている人には良いシステムだと思う。僕はこの年功序列、大いに結構だと思う。あくせく働かなくても、店番しているだけで500万の年収がもらえて、かつ18時にはみんな帰る会社。大いに結構だ。これはやはり、儲かっているから、そして業界全体がガラパゴスだから実現している環境だと改めて感じる。そして僕は余った時間と体力を使って、キーボードを叩くのだ。
読者の皆様へ感謝
とはいえ、最近はキーボードが全然叩けなかった。店番行為と、宣教師活動がちょっと上振れしてしまうと、こちらのブログがおろそかになる。よくない。非常によくない。
なぜなら僕のブログを継続して読んでくれている人がたくさんいることがわかったから。
ちょっと勉強して、グーグルアナリティクスというアクセス解析ツールでこのブログを解析した。ここ1週間の統計をとると、
- 340ユーザー訪問(リピーター約25%)
1,800PV900くらい?- ページ毎セッション
3.751.3くらい? - 平均セッション時間 2分14秒
直帰率 0.00%
僕は本当に正直に、うれしく思っている。特に直帰率0%が最高に嬉しい。
(訂正)直帰率0%はアナリティクスの二重設定(プラグインとテーマの両方で設定してた)ので異常な数値でした…設定し直したら直帰率爆上がりしましたwあとPV数も半分が正確な数値ですね。ユーザー数や時間は二重カウントにならないらしい。
僕は1月に「巨星イケハヤ、堕つ」という記事で一瞬、バズっただけの泡沫ブロガーだ。正直、イケハヤさんの名前を借りただけで一発屋になって、すぐにまた1,000PV/月くらいをさまようようになるんだろうなと思っていたら、ここ1ヶ月でもユーザー4,800人、2.4万PVを記録していた。これはとんでもないことだと思っている。ちなみにアドセンスはこないだ審査落ちたので収益はゼロです笑
昨年6月から無料ブログを、自己満足で始めた。今ではこのように見てくれる人ができたこと自体、とても感動している。『夢を叶えるゾウ』において「応募する」という教えがあった。その応募とは、普段の仕事以外に、何かに投稿してみたり、他の仕事の面接を受けてみたりすることだという。僕は転職しても今以上にゆるい環境はないだろと思っているので、転職はないが、このブログを始めたことが、まさしく応募だったのだと思う。それが一定の成果を出してきていて、大変うれしく思う。
こうして読んでくれる皆様、ありがとうございます。皆様が平均で2分を費やして、僕の文章を読んでくださるのも、何かを得たり、面白いなと感じて頂けているからだと思います。現状のアクセス数に驕らず、真摯に更新を続けて皆様のお役に立てるような記事を意識し、書いていきます。
今後ともよろしくお願いします。
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