別サイト進捗(完成)

※当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています
就職活動

文系MARCH向け、営業マンの転職に関するサイトの最終章&番外章が完成したのでご報告。これをもって、今年の初めに設計した当初の骨組みは完成した。今後は番外章で補足をしていく。

文系MARCHの転職・就職 「もくじ」

第4章 脱・雇われ人を目指して

5年目:安定軌道へ:「離」

番外編:コラム

第4章の後半では、本業の化学メーカーにおいて、いかに自分の地盤を強固なものとし、イス取りゲームに敗れないかを説明した。いかに化学メーカーが儲かっていようとも、営業職からハズされてしまっては、十分な時間を確保できなくなる。

自分もいつかは歳をとる

若いうちはいい。しかしながら、40代後半になったころに、イキのいい若い後輩が入ってきてしまったら、簡単に代替されてしまうようでは危ない。それを防止するために、いかにブラックボックスを作るか、簡単に異動させられないかを述べた。ーーーなぜ僕がそれを知っているのか?それは…他ならぬ僕自身が「イキのいい後輩」で、40代後半の先輩の仕事を奪って、彼を閑職に追い込んだからである。彼はブラックボックスも、新規案件も作れていなかった。

株式会社 俺

仕事に熟練し、新規開拓やブラックボックスを作れたら、いよいよ会社とは対等であるという意識を持とう。株式会社 俺の社長はあなたなのだから。自分の労働力・時間をいかに高く売るか。もちろん、昇給のお願いをするのではない。労働力・時間を売る量を減らして、単価をあげるのだ。

その中で、ジョブホッパーというのはオススメしない。見かけ上の年収は上がるかもしれないが、目に見えない積み上げをすべて失うことになる。人間関係、信用、勤続年数…それらは地味だが非常に大切な財産なのだ。簡単にゼロにしてはだめだ。もちろんブラック勤めだったらそんなサンクコストを考えてはいけないが、儲かっている化学メーカーであるならば、その財産の価値はことさら大きい。

自分で商売するから見える景色

本業に熟練し、時間に余裕ができたら自分の事業に取り組もう。そのなかで、いかに利益を上げることが難しいかを痛感する。商品の仕入れって、こんなに大変なんだ。ライバルって、こんなに強いんだ。お客さんって、こんなに厳しいんだーーーそれを身を以て知る経験は、サラリーマンでは難しい。なぜなら、すでに会社の看板という信用があり、既存顧客という実績があるからだ。まったくの「どベンチャー」ならいざ知らず、社歴がある程度ある会社だと、会社の看板に助けられていることを思い知ることになる。売る方ももちろんだが、仕入れがすごく難しいのだ。特に利益を上げるための「安く仕入れる」が非常に難しい。

また、仮に少し稼げたとはいっても、簡単に会社員を辞めてはならないとも思う。その商売は、ブームに乗った一発の花火ではないだろうか?継続して売れる商品なのか?今一度立ち止まって考えたい。なぜなら「儲かっている化学メーカー」という非常に盤石でオイシい椅子に今、座っているのだから。その椅子を簡単に手放してはいけない。これは僕自身への戒めでもある。

番外編:補足だが大切な要素

番外編では、本流に組み込むには弱い要素だが、効率よく化学メーカー営業マンライフを送るのに使える要素を紹介した。化学メーカーは儲かっているがゆえに、ヒマな人も多く、陰湿な村社会という側面も持っている。正直、そんな小物は相手にしなくてもいいが、チクチク言われるとメンタルによくないので、攻略しよう。そのための重要パーツが「ゴルフ」である。

また、営業マンは熟練してプロになることが大切だと僕は述べた。しかし、新人・ルーキーはじゃあどうするの?という疑問もきっと湧いてくるだろう。僕も若き頃「詰みじゃね?」と思ったからだ。それに対する回答は「新人ボーナスタイムで経験を積む」であった。

ひとまずの完成

ここまでで、全57記事、文字数は約13.5万字。昨年末から開始して約10ヶ月、途中、このサイトに注力したこともあり時間がかかってしまったが、ようやく完成までたどり着けた。この事実は、僕にとっても非常に大きい。

初めて、ワードプレスで、章立てをして一つのサイトを作り上げた。新書1冊分くらいの文字数を書けた。我ながらよくやったと思う。サイト立ち上げ当時、もくじを考えた時には、その膨大な量に「こんな量…僕にできるのか?」とひるんだものだが、こうして完成できたことは大きな自信となった。

現状では、「文系マーチ ソルジャー」という単語で検索上位を獲得しているらしく、毎日、グーグルから10人くらいが検索で僕のサイトに流入していることを確認した。みんな、悩んでいることがわかる。なぜなら、かつての僕がそうだったから。

「アレ?俺って営業マンになるしかなくないか?」と気が付いた大学3年生、20歳。

そしてブラックに疲れ果てて、転職を検討したときに

「営業職である限り、どこもブラックしかないんじゃね…?」と絶望した26歳。当時の心境は、ブラックな船に乗っていて、その船を飛び出したいけど、船の外の海も大嵐で、どこに行っても同じじゃん!と思い絶望した。

しかし、僕は運が良かった。化学業界に親友が勤めていた。

彼により化学業界の良さを知れた。それに、タイミングもよく、運良く化学業界に漂着できた。満身創痍で漂着したのはガラパゴス諸島だった。ガラパゴス諸島は、食料は豊富だが古き体質の陰湿な村社会であった。僕はブラック時代とはまた違った種類の格闘を始めていくことになる。

…そんな中で、いかなホワイトといえども、勤め人である以上の限界を知った。こんなにホワイトなのに、満たされない。こんなにラクなのに、僕は売ることしかできない。そんなことを痛感して、「作る側」に回ろうと、独立の道を模索した。

しかし独立の道は、調べれば調べるほど難しかった。お小遣いは稼げても、独立はむずかしそうだ。やっぱり、ダメなのかな…と一時期、あきらめていた時もあった。そんな中、サウザー師匠と出会った(Voicyで)。

その時の衝撃は今も忘れない。「僕の完全上位互換の人がいる!」と思った。完全に上位互換だった。完全に負けた。僕が何年も悩み調べ、それでも見つからなかった答えを、明確に示して体現している人がいた。繰り返すが、完全に負けた。

僕はサウザーさんを盲信的にマンセーしているのではない。イケハヤショックもあり、インフルエンサーの類にはコリゴリだった。そんな懐疑の目を持つ僕が、かなり精査して、それでも本物だと確信したのがサウザーさんなのだった(疑ってすみません)。

こうして、僕はサウザーさんという参考書を片手に、研究を進めた。その結晶が、この度完成したブログだ。2019年の一大事業を完成させたこと、ひとまずはおめでとうと自分に言いたい。

新たなチャレンジ:営業のサイト

新たなチャレンジを企画している。営業テクニックに関するサイトだ。かつての僕の「あったらいいな」を形にしたい。

僕が駆け出しの営業マンだった時、「営業」そのものにメチャクチャ悩んで、本を読み漁った。しかし、どこにも明確な答えはなかった。出版物は、その性質としてタテマエしか書けないと、後から気が付いた。残酷な真実なんて、本には書けないんだ。ならば、個人のサイトで好き勝手に書いちゃろう!と思っている。

文系大学生になった時点で、営業マンになる運命が十中八九決まる。世の中の多くの人は営業マンになる。そして営業がうまいかず悩む人もたくさんいるはずだ。その原因と対処法を、僕もずっと考えてきて、ようやく解が出つつある。それを思い悩む同志に届けたいと思う。

「あるといいな、がある」とは今はなきコンビニ「Am/Pm」のスローガンであるが、まさにこれだと僕も思う。

コメント