2020年9月5日(土)19:00〜翌00:50まで第4回聖帝ZOOMセミナーが開催された。
今回もネタバレしない程度に、しかし聴講した人は思い出せるような感想を残しておく。
もぎじゅん先生パート
もぎじゅん先生は不動産投資・大家業を収入の柱のひとつとしておられる。
そのため、大家の立場つまり「物件を貸す側」の立場でもある。
そしてもぎじゅん先生もかつては勤め人であり、「物件を借りる側」の経験もあった。
その両方の経験から繰り出される今回の講義内容は、非常に実践的で、すぐに検討できるものだった。
もちろん、各人には様々な事情はあろうが、それでも「検討」はできるはずだ。
決まって発生する固定費である「家賃」について、僕らは意外にも無頓着だ。
もちろん、入居するための物件探しの時には検討するが、いざ入居してからは、すっかり意識しなくなってしまう。
そして意外にも、入居者というのは大家に対して交渉力があったりする、ということも斬新だった。
確かに、自分が「貸す側」になったら、コワイこと、嫌なこと、たくさんある。
逆にそこを突いていくことによって交渉力がつくのである。
こちらに「切れるカード」が実はあるということをもぎじゅん先生は大家の手の内を晒すことで、教えてくれた。
また、僕も不動産投資を志す者として非常に勉強になったのが、DIYリフォームのコスパと楽しさのマトリクスだった。
何でもかんでもDIYすればいいわけじゃないし、全然やらないのもよくない。
その境目を、自分なりにジャッジする指標として、非常に勉強になった。
また、大家業をしていくなら避けては通れないことも、たくさん教わった。
そりゃあ、そういうの、あるよネ…ということばかりだが、それを嘆いても仕方がない。
郷に入っては郷に従う必要があるのだから、そのことを予習できたことは大きい。
「えっ知らなかった!」となるのと、
「あぁ〜これもぎじゅんさんが言ってたやつか〜」となるのは大きく違う。
やはり実践者の方の一次情報は大変勉強になると思った。
支那そば軍曹パート
今回、支那そば軍曹殿は「商品の作り方」をかなり具体的に講義してくださった。
これまで聖帝サウザー師匠がサウザーラジオで「自分の商品を持て!」と何度も何度も仰ってこられたのだが、それでもなかなか、一般ピーポーに「商品」というものは作れない。
なぜならその「作り方」がよくわからないからだ。
それもそのはず。
勤め人の親や、学校の先生、会社の上司などはそれらを教えることはないからだ。
しかし今回の講義を聴けた人は非常に幸運だ。
軍曹殿は、かなり具体的に商品作りのノウハウを出してくださった。
「狂気」をうまく利用すること。
差別化の重要ポイント「ネーミング」の考え方。
あと「トランクス問題」について。
特に僕個人としては、この「トランクス問題」という概念を学べたのが大きい。
この概念がないと、本当に大失敗ありえるな、と背筋が寒くなった。
乾坤一擲で挑むときに、トランクス化して
「勝機は完全になくなった…殺せ」
「そうさせてもらうか」
となったら本当に笑えない。
だからこそ、「俺、トランクスになってないか?」と警戒することは大切だと軍曹殿に教えてもらった。
あと「おもしろおじさん」も非常に大切なポイントだと思った。
そう結局は、良い商品、安い商品、同じような商品はもう世の中に溢れている。
ならば、差別化するには「おもしろおじさん」しかないんですよね。
「商品作り」に関して、非常に具体的で勉強になりました。
あだち先生パート
今回のテーマは「女性向けのサイト作り」。
今回の講義は、ぶっちゃけあだち先生もあまり公開すべきでないノウハウと語っており、その通りだと確信する内容であった。
そのため、あまりこの記事では詳細は書けない。
しかしキーワードを書き残すとするならば
「ヒメ」
この一言に尽きる。
これはヤバかった。
僕も、この10年くらいずっと不可解だったことが、この日解決した。
僕は大学生くらいの頃から、ずっと女にイラついてきた。
なんでこんな思考回路なのか?とずっとイラついてきていた。
わざとなのか?
意図的にやっているのか?
とイライラしていた。
学生だったからか?と思っていたが、社会人になってもそれは変わらず。
むしろ自分より年上の女性に対してもイラつく場面が結構あって、なぜなんだと思いつつも、「そういう生き物なんだ」と無理矢理、自分を納得させてきた…というか気にしないようにしてきていた。
しかし今回の講義で、その長年の謎に対する「答え」を得た。
僕は一時期、KUNさんの動画「50人クラフト」を観ていた。
この企画は、言うなればネット上のマルチプレイのマイクラの中でテラスハウスをするみたいな企画なのだが、この中で現役JK「かきかま」ちゃんが登場する。
彼女は色々とやらかすのだが、現役JKということで男衆からチヤホヤされていく中で、名言を生み出した。
「姫だも〜ん♪」
僕はそのとき、ご多分に漏れずイラついた。
しかし!この発言の裏が、今回のあだち先生の講義で理解できた。つながった。
そうだね、姫なんだもんね。
今までイラついてきた全ての女性たちの行動原理、発言がすべてこれで説明できてしまう。
きっと僕はこれから、女性に対してイラつくことがかなり減るだろう。
それほどのインパクトがある講義内容だった。
あだち先生から奥義を授かった。
また、男女をマトリクス化した図もかなり勉強になった。
多数派が「夢想家」であるということは、よくよく思い出せば、そうだった。
宝くじ買う人、健康食品買う人、何故なんだ?と理解できなかったが、今日で理解できた。
…今まで、大学の時の同級生の思考回路や嗜好が全然理解できなかったのは何故だったのか、わかった。
社会人になってからも、相容れない人々が多かったのも、今回のセミナーを聞いて、つながった。
そりゃあ、相容れなかったはずだわ、と。
聖帝サウザー師匠パート
今回のタイトルは「我かくの如く考え勤め人を卒業したりけり」。
これまでの回の講義では実践的なテクニックの紹介が多かった。
しかし今回は「考え」がメインテーマとなった。
確かに、テクニックをいくら身につけようとも、「考え方」が正しくなければ、ゴールにたどり着くことはできない。
今回はその「考え方」について講義が展開された。
勤め人の考え方と、経営者の考え方は、根本的に違う。
決して、勤め人の延長線上に経営者があるのではない。
完全に平行線で、決して交わることはなく、かつ、かけ離れている。
その違いは、使う「語彙」に表れる。
そのことをナニワ金融道を例にして解説してくれた。
以前、サウザーラジオで聖帝はこう語っていた。
「資本主義経済は、才能ないやつでも頑張って勉強して、デキる人に習えばなんとかクリアできる程度の難易度に設定されている。だから、金持ちの子供は教育されて、財産を次の世代に残していけるんだ」と。
だから、決して、無理ゲーではないのだ。
ただ、勉強しないやつ、考えないやつ、めんどくさがるやつは毟り取られますよ、と。
そんなことをナニワ金融道とウォーハンマー2の例で教えてくれた。
特に「日本は法治国家であり、封建社会ではない」というのは、忘れてはならない。
聖帝サウザー師匠がサビ残代を請求した話を思い出す(白熱教室)。
この時も聖帝は法律という武器で封建主義者たちをぶっ叩いて「キャン」言わせたったではないか。
そういうことなのだ。
また、僕自身、今回反省したのは、
「俺はまだ勤め人だから、関係ないかな」というマインドだ。
「独立してから、もしくはしそうになったら勉強しよう」と思っていたことがあるのだが、それは間違っていた。
なってから勉強するのは、遅すぎる。
それになりたいのなら、なる前から勉強しなければ、なれるわけない。
そしてここに潜むのは、ひたすらに怠慢な心と、資本家になりたいという熱意の弱さだろう。
またぶっ叩かれたのは、
「1日に1ページくらい、日記とか思っていることを書く時間をとらないってことは、考える時間を取ってないってことだよ。つまりそれくらい熱意がないってことだよ」
というところだ。
書くことによって、脳の別の回路が使われる、未来への展望を思い描ける…という話を聞いて、ハッとした。
確かに、去年、セミナー直後に5カ年計画を書いていた時は、別の回路が開いていたぞ!
その時だけで満足してたけど、この回路を励起させ続けると言う意味で日記は大切だったんだ。
僕は、なんというか、その日あったことを記録しているだけで、未来を睨んだ日記書きはしていなかったな…と反省した。反省というか、やり方が間違っていたみたいだ。
最後の質疑応答において、聖帝はこう語っていたのが非常に印象的だった。
「仕事はゆるふわホワイトで全然キツくなかったけど、勤め人マインドの人達と一緒にいたくない、逃げ出したいという気持ちでいっぱいだった」
この言葉を聞いて、ハッとした。
そうだ、自分も2016年の夏、ドトールで「バカの下で働きたくない」と殴り書いた、あの時の気持ちを忘れていた。
そこから、僕はオッチャン達と対立するよりも懐柔するテクニックを身に付けていった。
その結果、それほどイヤな思いをしなくなった。
しかしそれでも、定期的に「うわ〜こいつらの思考回路ウザいわ〜」と思わせられることは、ある。
そのことを思い出した。
こういうことを、我慢しちゃだめなんだと。
嫌なものは嫌。
ウザいものはウザいのだ。
自分の心に嘘をついても、いいことはない!
そういうところから逃げたいと思う気持ちに、蓋をしてはならないのだ。
そうしないために、毎日日記を書いて、内なる自分と対話して、気炎を燃やさなければ続かない。
そのためには、「書く」時間を作りなさいと。
またもや奥義を教えてもらった。
自分の気持ちに蓋をすることがクセになっていては、内なるパッションもまた、封じ込められてしまうのだ。
ラグい??
最後に、ちょっとした不具合について。
聖帝パートから、なぜか通信環境が非常にラグく、音声が途切れ途切れになる現象が多発した。
特に、動画を共有していた部分と、質疑応答で視聴者が喋っているあたりで、とてもラグくて音声が途切れ途切れになってしまっていた。
動画や、視聴者に話させる時以外は、そこまで大きなラグはなかったが、この2つの時は非常にラグくて、言葉があまり聞き取れなくて残念だった。
聞くところによると、ウェビナーの招待可能人員数もそろそろ限度に迫っているそうで、同時接続人数もかなり増えているから、発生してしまうのだろうか。
もしくは、4時間以上の連続稼働により、ZOOM内部にメモリのゴミが蓄積してしまうからなのか。
それとも単に動画の共有と相互通話が重たいだけなのか…
ちなみに僕の通信環境はポケットWi-Fi(WiMAX)で、特に通信制限はなし、MacBookAirでの視聴で、ツイッターで聞いてみたところ同じような症状が多数報告されたので、もし可能であれば対策してほしく思います。
大変素晴らしいウェビナーゆえ、ラグは大きな損失で、切ないっす…
次回 第5回
終盤で告知がなされました。
次回は10/17(土)とのこと。おそらく同じく19時スタートと思われる。
今回、また新たに推奨書籍が何冊か紹介された。
それを積読せずに、読むことから、次のステップは始まるのだ…
あと日記書く時間の確保も。
これらは本当に、誰でもできることだ。
それなのに、やらない(僕も含め)。
「だからオメーはいつまでも勤め人なんだ!」と、
またぶっ叩いていただいた第4回だった。
でも、こういう風に気付ける機会って普通に生きてたら、無いなと思うのです。
今回も3,850円。コスパはもう…計り知れません。
ひたすらにありがたい。純粋なる感謝のレベルです。
次回も震えて待つ!!
★Zoomセミナー感想記事リンク
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