僕が執筆しているもう一つのサイト「文系MARCH営業の転職・就職」の第2章が完成したのでご報告。前回記事で第2章完成した!と書いていたけど勘違いだった。正しくは第2章の前半(入社1〜2年目編)がそのとき終わって、後半となる3年目がこの度、完成して第3章まで書いた。
大まかに振り返ると、
第1章で文系MARCHとは大半が営業ソルジャー候補生として見られているという現実を知り、もし今ブラック企業に勤めているならその洗脳を解いてもらう段階から始まる。そしてそんな営業ソルジャーが、上位互換である早慶と戦わずに、オイシイ思いをするにはどうしたらいいんだ?という疑問に僕は「儲かっている化学メーカー営業になろう」という答えを提示した。そしてそんな化学メーカーと出会う方法や、現職をやめるにあたっての心構えを紹介した。それが第1章。
第2章では、うまく化学メーカーに転職を果たしたら、戸惑うであろうことを先回りして提示した。化学業界というのは生きている化石みたいな業界で、今なお昭和の価値観で動いている。デジタルネイティブ世代には理解不能な風習や仕事の進め方が、生き残っている。それは、この業界に住む人たちがあまり進化せず、新陳代謝もされずに生き残ってきたからだと僕は感じている。そんな業界に、20代の若者が入ったらカルチャーショックで辞めてしまうと思ったから、僕は自分の経験をもとに1〜2年目ではどう振る舞い、勉強し、日々の業務に当たるべきかを紹介した。
そしてこの度、1〜2年目で土台を築いた3年目が何をすべきなのか、どうすれば出世できたり、社内の地位を安定化させられるかについて示した。また、続く4年目以降の足場作りにも言及した。具体的には新規開拓についての考え方を述べた。そんな第2章後半の目次をご紹介しよう。
3年目:自分の色を出す:「破」
2年目までで基礎力をつけて「店番」ができるようになったら、半人前といえる。しかしまだ、社内の地位は万全ではない。店番ができるだけの営業マンは、運が良ければ残れるが、運が悪いと配置転換や異動で営業職から剥がされてしまう。それでは意味がないので、営業職として生き残れて、出世もするための心得を紹介した。
知識経験を積み上げて、新規開拓して実績を作り、ブラックボックスをたくさん作ることにより、立場は確固なものになる。新規開拓がないと不安定な足場になる。そして、新規開拓ができるかどうかは、結局は「新規開拓しよう」という気持ちが全ての源泉となる。
強く念じる必要はないが、「あぁ、生き残るには新規開拓が要るんだな」と頭の片隅に入れておくことで、新規に対するアンテナは作動し始める。このアンテナが作動していれば、勝手に情報を拾うようになる。そのための意識付けを今回のパートでは強調した。
こうして、店番ができて、新規開拓ができるようになり、仕事も熟練して短時間で終わらせられるようになった営業マンには3つの道が現れてくる。
- さらなる努力をして社内で出世
- 実績を片手に転職
- 空き時間で副業・脱サラ
今までの日本では、1が最も支持されていただろう。もしくは2で年収を上げていく人もいたかと思う。だが僕はこのブログで述べている通り、雇われ人というくくりの中では限界があると思っている。ゆえに僕は3を目指しているのだが、確固たる足場があるからこそ、3はチャレンジできるのだと思う。3年目までをしっかり終えたら、現職という足場が安定する。一息ついて、次の足場を探そう。
そして続く「ステップ3 脱・雇われ人を目指して」の執筆に入る。この章では、余剰時間を作り出しつつもしっかり成果を上げるという部分にフォーカスしていく。副業や自分のビジネスをするには、兎にも角にも時間と気力を温存しなければならない。
だんだん内容も重たくなってきたのだが、残り20記事も頑張ろうと思う。
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