サウザー白熱教室のレビュー。今回はKaiさん編。
若くして事業経営に成功したkaiさんの教え
~人が人を選ぶにあたって最も大切なのは『信用』なんだ~
(noteページへ飛ぶ)
全4回。
Kaiさん編はサウザー白熱教室における「シーズン2」に属する。シーズン2は、主にビジネス方面に主眼を置いています(シーズン1はオンナ方面が主)。
Kaiさんのご紹介
- 恋愛工学生
- 会社経営者
- 演奏日記というブログを運営
私が感じた感想としてはKaiさんは恋愛工学を用いて乱舞するというよりは、自分がしたい恋愛をするためのツールとして修めた、といった感じ。これまでのゲストさん達とは少々毛並みが異なっている。
Kaiさんは「信用」こそがビジネスの原資であると主張している。この考えを聴いて、当たり前じゃないかとと思う人もいるかと思う。僕もそうだった。しかし、それは一般的な「信用」とは異なる。一般的な「信用」とは、
- 毎日遅刻せず職場に通勤する
- 約束の納期に間に合わせる
とかをまず思いつくと思うが、そんな表層的なことではない。ここでいう信用とは、
「この人が言っていることは正しい確率が高い」と聞く人に思ってもらうことなのだ。
それは、実際に顔を合わせる仕事の間柄でも、顔も知らないネット上の関係でも同じだ(ネットの方が難易度が高い)。よく、noteで情報教材を売り始めたけど売れないという人がいる。それに対するKaiさんの答えは「あなたに信用がないからですよ」となる。
もしかしたら、そのNoteの情報の中身は本当は素晴らしいものなのかもしれない。でも、売り手に信用がないから、売れないのだ。逆に、信用がある人が売ればそれは売れる。もちろん中身が伴っている事が条件だ。中身がしょぼかったら、その時点で信用を失い次回が売れなくなる。ではその信用はどうやって作っていくのか?
- コツコツ情報発信を続けていく事
- 信用を失うような行いをしない事
だと語られている。世の中には、信用を切り売りしている人々もいる。まさに切り売りであり、最後には信用がなくなってしまって売れなくなる。
ネット社会は少し前まで、それが主流だった。騙された人も多く、皆、信じられずに警戒している。
しかし最近はKaiさん、もちろんサウザーさんのように、信用を重んじる人たちが正しく評価されるようになってきた。人間達が小さな村をつくって自給していた頃の時代に回帰しているのではないだろうか。
また後半部にはKaiさんがどんな少年〜青年時代を送っていたのか、語られる。「高卒という肩書きは資格」として、その頃から徹底的に合理的な選択をし、ハックしていたエピソードが語られる。世間体とか気にしなければ、Kaiさんやサウザーさんのような高校生活をおくるのが合理的なのだ。
さらにKaiさんは外見を整える事も研究している。ホクロ、ヒゲ、薄毛の対策なども知識の片鱗を披露してくれる。そんなKaiさんのnote「ハゲを治す技術」は悩んでいる人は要チェックだ。
以上が簡単な感想になるが、全編を通じて感じたのは、徹底的な
- 現実主義
- 合理主義
- 自責マインド
の方だという事だ。世の中には、都合が悪い事があるとファンタジーな説に逃げ込んだり、思考停止してしまう人が多い。それとは全く逆の、現状を打破するにはどうすれば良いか、という視点で現実に向き合っている人なのだ。
Kaiさんは本編の中でも「アドラー心理学」を推奨している。「嫌われる勇気」で日本にも急速に広まったアドラー心理学だ。僕も読んだが、これで僕もかなりマインドが変わった。オススメの一冊だ。
これからの時代はファンタジーは通用しない。
通用しないというか、ファンタジー路線では食い物にされてしまう。それに真っ向から立ち向かい、打破して、高く飛んでいく思考を学べるのが本シリーズ。真の意味の信用を持てれば、どんなビジネスもやっていける。世間の人はお金がないというけれど、根本的には信用がないからなんですよ、とKaiさんは教えてくれる。
勤め人卒業を目指す人におすすめのシリーズ。
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