【感想】サウザー白熱教室 ネトナン編

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ライフハック

サウザー白熱教室レビュー記事。今回はネトナン編。

ネトナン直家アポを組み、マッサージルーティーンを使って連れ込んで10分でセックスする方法

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前編・後編の全2回。ゲストはみの君。

本作は、筋トレ編から続いての収録とのことで、サウザー白熱教室の初期の作品である。本作の冒頭でサウザーさんはこう宣言する。

恋愛工学戦士、サウザーです。

恋愛工学課外ゼミ、サウザーの白熱教室カッコ仮、と題しまして、わたくしが恋愛工学とPUAそれぞれの分野でスペシャルな特技を持つ達人にインタビューして、非モテに苦しむ皆様に熱いメッセージと小賢しいテクニックを音声でお届けするという趣旨でやっていきたいと思います。

みの君

最初にゲストのみの君の紹介。

みの君は元々、体育会で鍛えた肉体を持つ高身長の爽やかイケメンだ。しかし、女性に対するコミュニケーションスキルが乏しく、なかなか童貞卒業できず苦しみ、悩んでいた。そんな時に週刊金融日記、恋愛工学と出会う。そして聖帝サウザー氏と出会い、奥義「聖帝十字撃」を伝授され童貞を卒業した。さらに自己流の奥義を編み出し、本作の収録となったとのこと。

みの君は「モテるためのボディメイクアカデミー」を主宰している。サイトはこちら

みの君の壮絶な童貞時代の体験も語られているので、童貞に悩んでいる方は一読し、みの君の苦悩を追体験しよう。決して楽な道ではなかったことがわかる。

本作を聴くべき人

対象リスナーはセックス不足に悩んでいる人。ズバリ童貞。そして、出会いがないと嘆いている新社会人。

ゲストのみの君も長い童貞期間に悩み、自力で頑張って卒業を果たしたという。サウザーさんからも解説が入るが、みの君は決してモテないルックスではない。長身で筋肉もあり、ハードウェアは十分なスペックを備えていた。しかしながら、内面・ソフトウェアが未熟だと、童貞卒業はできない。それを体現していたのがみの君だった。みの君は恋愛工学というソフトウェアをインストールした。それで大きく変わった。非モテで苦しんでいる人は必聴だ。

サウザーさんとみの君は断言する。「まずは童貞卒業を最優先にせよ」と。オイオイ卒業できないから困ってるんじゃないか、と思うかもしれない。しかし実際には、自分でハードルを上げすぎてしまっているからいつまでも童貞なのだ。10段の跳び箱にいきなり挑むから玉砕するのであって、3段の跳び箱ならば飛び越えられる。

本作は、童貞という在り方に対してのマインドブロックを外せる良作だ。19歳の僕に聞かせてあげたかったな、と切に思う。

ネトナンの意義

ネトナンとは、ネットナンパのことだ。恋愛工学界隈では、ネトナンは非効率とされているが、みの君はうまく利用して、独自の戦略を作り上げている。本作ではそのノウハウが余すところなく披露される。

しかしながら前提として、ネトナンとはどんなものなのか?という点が気になるかと思う。実際に、サウザーさんはネトナンにチャレンジしたがオイシイ思いはしていないようだ。ただしこれは、サウザーさんはリアルナンパができるから、そっちでの体験がベースとなっているためだと思う。相手に対する期待値が高い。その結果、オイシくないと感じていらっしゃるのだと思う。

しかし本作は童貞が対象ということを忘れてはならない。

まだレベルが低いうちは、ネトナンで場数を踏んで、まずは童貞卒業。レベルアップに繋げる。そして物足りなくなってきたら、ネトナンを卒業すればよい。僕の所感では、ネトナンは童貞にとっての教習場みたいなものだ。なぜ教習場なのかは、本作を聴けばご理解いただけると思う。

ネトナン技術論

そんなネトナンだが、リアルナンパとは違うルールとテクニックが存在する。ここがサウザーさんが最も当惑する部分で、リアルナンパで有効な技術が通用せず、逆にネトナンでは効果抜群だがリアルナンパでは役立たない技術がある。独特のルールもある。対象となる女性の階層も違う。刺さる戦略が違うのだ。

しかし思い出して欲しい。これは童貞やセックス不足に苦しむ新社会人へ向けての教材だ。そういう難しいポジションにいる人には、そこから脱するための第一歩が必要だ。だから、ネトナンのみに有効な技術であっても、今この段階では大変に有効なのだ。セックス回数0と1の間には大きな大きな差がある。だからまずは、セックス回数1を達成するのだ。

みの君からは、数多く存在する婚活・恋活サイトの違いと特徴、それぞれのターゲット層、システムの違い、攻略方法が講義される。プロフィールの作り方、いい写真とダメな写真の特徴なども教えてもらえるので、チャレンジ前に聴くことで無駄な時間と失敗を減らせる。その時点で、テキトーにやっている他の男ユーザーに一歩先んじることができる。

そしてネットで女子とコミュニケーションが取れたら、次のステップだ。

  • アポイントの口実作り
  • どこで会うのか

女の子とネット上でコミュニケーションができても、物理的に会わなければセックスは当然できない。そのセックスから逆算した組み立てが必要になる。

セックスまでを「組み立てる」

かつて、僕もそうだったのでわかる。童貞でも自宅に呼んだりホテルに入るところまではできることもある。しかし!その先はワカリマセン。これが童貞の最初の壁なのだ。

悲しいかな、誰もが通る道だと思う。ラッキーなら、女性がリードしてくれる。童貞だから当然なのだが、どういうきっかけでスタートすれば良いのか、本当にわからないのだ。部屋に入って、椅子に腰掛けて落ち着いてしまったら、次にどう動くべきか、全然わからなくなってしまうのだ!

これを回避する方法をみの君は語ってくれる。上記のような、ロックされた状況は、実はなるべくしてなってしまう。そこからパワープレイに出ることは危険だし、実際その状況になったら動けないだろう。特に童貞だったら、間違いない。

そしてロックされたまま時間が経過したら、その回はもう終了。女性は興ざめして2回目はない。残念だが2回目はマジでない(体験談)。これについてはサウザーさんから生物学的な視点から納得のいく考察を聴くことができる。

みの君は、セックスというゴールから逆算して組み立てを行う大切さを教えてくれる。具体的な手法を本作で語ってくれる。童貞で悩んでいる人は丸パクリすれば間違いない。本作のタイトルにもなっている「マッサージルーティーン」は最強だ。そこへの導線も素晴らしい。並みのオンナならほぼ間違いないと思う。しかもその勝負は、一瞬である。その一瞬をモノにしたものはセックスへ突入できる。この一瞬とは…本作を聞いた者のみが伝授される奥義だと僕は確信する。

繰り返すが、タイムマシンに乗って19歳の僕に届けたいホントに。それほどに具体的かつ実用的なテクニック満載な本作である。いまこの作品に20代前半で出会えている人は幸運だ。この幸運をうまく使って欲しい。僕は自分でミスりながら、失敗しながら、金と時間を非効率に使って乗り越えた。しかし、そんな苦労は実は不要だった。こんな風に教えてくれる人がいたらもっと童貞卒業は早かったし、楽しくセックスできていたと思う。

本作はサウザーさんが恋愛工学生の最前線を張っていた頃の作品だ。2016年のリリースということでサウザーさんにも勢いがある!今は勢いがないというわけではない。なんというか…若さからくるフレッシュさというか、発信者として重責を負うようになる前のハツラツさ、自由さというか、うまく言い表せないがそういう「風」を感じた。

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